ナイキのスニーカーといえば、エアマックスなどが代表的ですが、「テックヘラ」というモデルがあるのはご存知でしょうか？
まだ発売から日が浅いですが、人気セレクトショップでも取り扱われるなど、すでに注目が集まっているモデルです。
「テックヘラが気になっているけど、他の人の口コミを読んでから買いたい」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際にテックヘラを購入した私が、着用してみて分かったことを詳細にレビューしていきたいと思います。
サイズ感レポやコーデ例も交えつつ、テックヘラの魅力を深掘りします。
- テックヘラについて知りたい
- テックヘラのサイズ感が分からない
- テックヘラを使ったコーディネートを見てみたい
今回の星評価
| デザイン | |
| 履き心地 | |
| コスパ |
基本情報
TECH HERA（テックヘラ）は、2000年代初頭のランニングシューズをモチーフに作られたモデルです。
波状の厚いソールと、丸みのあるつま先が特徴的ですね。
スエードが全体的に使われており、ハイテクスニーカーながらレトロな印象があるのも魅力です。
| NIKE TECH HERA（テックヘラ） | |
|---|---|
| 型番 | DR9761 |
| 素材 | 甲：天然皮革（牛皮）、ポリエステル、合成皮革 内側：ポリエステル 底：ゴム |
| 重さ | 片足282g（※23.5cmの場合、ミサト実測値） |
| 生産国 | ベトナム |
| 価格 | 14,630円（税込み） |
ウィメンズ、メンズ共に対応したサイズ展開で、ナイキの公式サイトだと最小22cm～最大30cmまでサイズがありました。
カラーも、白、黒、グレーを始めとして、いくつもバリエーションがあります。
見るサイトによってカラー展開が異なっているので、限定色などもあるのかもしれません。
ディテール
ここからは、画像でデザインを詳しく見ていきましょう。
私が購入したのは、23.5cmの黒色です。
つま先が丸くコロンとした形で、トレッキングシューズのような雰囲気があります。
ボリュームはあるほうですが、ダッドスニーカーというほどではないので、日常使いしやすい適度なボリューム感です。
横から見ると、波打ったソールがよく見えますね。
実はアッパーは意外とシンプルなので、この特徴的なソールがアクセントとしてかなり効いています。
後ろ側はこんな感じ。
ソールのかかと部分は、しっかりボリュームがあります。
生地感を見てみると、黒いポコポコとした生地の上に、スエード生地が使われています。
このスエード生地やソールなどは、黒ではなくチャコールグレーです。
この靴のカラー名はサイトによって異なり、アンスラサイト、ブラック、ライトスモークグレー、スミクロなどと表記されています。
「炭」や「灰」に関連する名前が付けられているとおり、純粋な黒スニーカーではなく、黒とグレーの中間のような絶妙カラーです。
靴紐には、さりげなくドットが入っており、アウトドア用のロープのような模様になっています。
サイズ感
肝心なサイズ感について、私の体感をレビューしていきます。
こちらが、ZOZOMATで計測した私の足のサイズです。横幅広め、甲の高さも高めだと思います。
普段は23cmの靴を選ぶことが多いですが、サンダルだとハーフサイズ下げて22.5cm、横幅の細いコンバースオールスターはハーフサイズ上げて23.5cmにインソールを入れて着用しています。
テックヘラについて他の方のレビューを見たところ、「ハーフサイズアップがおすすめ」という意見が多かったですが、まさにその通りで私も23.5cmがちょうどよかったです。
ボリュームのある靴だから横幅が広そうに見えますが、やはり履いてみるとナイキらしい細さ・狭さがあります。
私の場合は、特に親指が天井に当たる感じがあり、ハーフサイズ上げました。
一応、ワンサイズ上の24cmも試着しましたが、長さが余りすぎて歩くとつまずきそうになってしまったため却下に。
結論としては「ハーフサイズアップ」ですが、私は幅が広いほうなので、足幅が細い人は普段どおりのサイズでよいかもしれません。
ちなみに、私はたくさん歩く日にテックヘラを履きたいので、よりフィット感を高めるためにインソールも購入しました。
キャンドゥで買いましたが、こちらは100均のソールにしては珍しく薄くて、サイズの微調整にちょうどよかったです。
色も真っ黒なので、脱いだ時の見た目にも違和感がありません。
テックヘラのサイズ感
- 足幅の細い人・・・普段どおりのサイズ
- 普通幅の人、足幅の広い人・・・ハーフサイズアップ
⇒フィット感はインソールで微調整がおすすめ
買って分かった魅力ポイント
魅力①コーデの幅が広い
ボリュームがあってカジュアルな印象のスニーカーなので、カジュアルコーデ専用になるかと思いきや、意外にも幅広いコーデに使えます。
コーデについて詳しくは、下の「コーディネート例」で画像付きでご紹介してるので、そちらもぜひご覧ください。
テックヘラは、全体的にスエード生地が使われており、少しレトロで落ち着いた雰囲気があるので、大人のコーディネートにも合わせやすいです。
また、ソールがゴツゴツしていてボリューミーに見えますが、全体で見るとそこまでボリュームはありません。
少し厚底のランニングシューズくらいの感覚なので、ボトムスとのバランスが取りやすいところが気に入っています。
以前にもボリュームスニーカーは買ったことがありますが、うまくボトムスと合わせられず、結局手放してしまいました。
でもこのテックヘラは、すでにスタメンと言っていいほど履いています。
デザインやボリューム感の加減がほどよく、とても使いやすい一足だと思います。
ハイテクスニーカーが初めての人でも挑戦しやすそう！
魅力②履き心地がいい
スニーカーだから当たり前といえば当たり前ではありますが、履き心地も抜群です。
しっかりソールに厚みがってクッション性に優れているし、足に当たる内側の部分も柔らかいため、足が包み込まれているような履き心地です。
また、厚底でボリュームがあるのに、軽いのも大きなポイント！
私の23.5cmテックヘラの重さを測ったところ、片足たったの282gでした。
この軽さのおかげで、長時間履いていても疲れません。
やはり靴は快適さが重要なので、履き心地がいいのはうれしいです。
たくさん歩く日にも安心感があります。
コーディネート例
せっかく買っても、使いこなせなかったらもったいないですよね。
そこで、レディースのコーデ例を4つ作ってみました。
自分だったらどんな服に合わせられそうか、イメージの参考にご活用ください。
コーデ①シンプルコーデ
コーデもなにもないですが、まずは白トップスとデニムだけの、至ってシンプルな組み合わせです。
画像内で着用しているトップスはこちら↓
こういう直球スタイルこそ、小物が大事！
靴が、「おしゃれに気を遣っているかどうか」の決め手になります。
さらに靴下にもこだわって、ぬかりなくいきたいですね。
私はヘルスニットの靴下を愛用中。
黒スニーカーと濃いデニムの隙間から真っ白な靴下がチラ見えすると、抜け感や清潔感が出ます。
コーデ②カジュアルコーデ
オーバーサイズなボーダーのバスクシャツに、カーゴパンツを合わました。
ボーイッシュなアイテムのみの構成で、そのまま男性が着ても違和感がなさそうなカジュアルなスタイルに。
ワイドなパンツとボリュームスニーカーの組み合わせは、バランス感が難しく苦手意識がありましたが、テックヘラはボリュームがほどほどなので重くなりすぎません。
たまには全部ルーズなアイテムでそろえて、思いっきりボーイッシュにするのもいいですね。
画像内で着用しているトップスはこちら↓
コーデ③きれいめコーデ
大人っぽくまとめたい日に、私がよく着るのがハイネックとチノパンの組み合わせです。
画像内で着用しているチノパンはこちら↓
きれいめなスタイルにも、テックヘラは合わせやすい！
スエード生地が全体的に使われていて、マットな質感なので、落ち着いた雰囲気にもなじみます。
「テックヘラは若い人向けかな？」と心配している人もいるかもしれませんが、大人にもとてもおすすめです。
きれいめスニーカーといえば白が定番でしたが、最近は黒やブラウンなどのこっくりとしたカラーもじわじわ増えてきているような気がします。
コーデ④全身ブラックコーデ
黒系カラーのみで全身をコーディネートしました。
カジュアルなスニーカーですが、ワントーンでまとめるとモードっぽいスタイルにもなりますね。
テックヘラの黒は、ほぼチャコールグレーなので、黒い服と組み合わせても「真っ黒！」という感じになりません。
この色が絶妙で、どんな色のボトムスにも合います。
あと、スニーカーにボリューム感があるおかげで、足首が細く見えるといううれしい効果も。
膝下が出るスカートやハーフパンツなどとも相性よさそうです。
お手入れについて
長く愛用するにはお手入れも重要！
しかし、テックヘラは水洗い禁止となっています。
牛皮が使われているので、水濡れに弱いのです。
というわけで、まずは濡らさないことと、汚れをあらかじめ防いでおくことが大切になります。
買ったらすぐ、天然皮革OKな防水スプレーをかけておくと安心です。
着用した後は、靴の中に湿気がこもるので、しっかり陰干ししましょう。
私は、脱いだ靴をすぐには靴箱にしまわず、1日は玄関に出したままにしています。
また、連続で着用すると乾く暇がないので、他の靴とローテーションさせるよう心がけています。
型崩れを防ぎたい場合は、シューキーパーを使うのも一手。木製のシューキーパーは湿気を吸う効果もあります。
そして、いくら防水スプレーをしていてもホコリや砂などは付着することがあります。
汚れが気になった時は、ブラッシングしたり布で拭いたりして、やさしく汚れを取り除きましょう。
私は、モウブレイの革靴お手入れセットに入っていた、豚毛ブラシや柔らかい布を使っています。
このセットは、手のひらに乗るくらいの超コンパクトなセットですが、ひとつ持っていると何かと使えて重宝しています。
テックヘラのお手入れ方法まとめ
①着用前：防水スプレーをかけておく
②着用後：しっかり陰干し
③汚れた時：ブラシや布でやさしく汚れを取る
水に弱いから、強い雨の日は着用を避けたほうがよさそう。でもお手入れは意外と簡単です。
「どうしても靴のお手入れが面倒！」という場合は、靴のクリーニングサービスを利用するという方法もあります。
例えば、「Kutoon Wash」というサービスでは、ネットで申し込んで靴を送るだけで、プロがそれぞれの靴に合った方法で洗って返送してくれます。（日本全国対応）
自宅では洗えない革靴もOKで、撥水加工などのオプションもあり。
お手入れの行程を、すべてプロに任せられるので安心です。
スニーカーだと550円～というお得な値段なので、気軽に利用できます。
まとめ：大人にもおすすめ！毎日でも履きたくなるスニーカー。
今回の星評価
| デザイン | |
| 履き心地 | |
| コスパ |
テックヘラは、デザイン的にも履き心地的にも日常使いしやすく、とても買ってよかったと思える一足です。
男女問わず似合うし、大人世代にもおすすめなので、いろんな人が履きやすいのではないかと思います。
購入できる場所についてですが、大型のABCマートや、服のセレクトショップなどで取り扱いがあるのを見かけました。
しかし、メンズサイズしかないとか、一色しか置いていない場合が多かったので、欲しい色とサイズのテックヘラを店頭で見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
私も、店頭で試着させてもらいましたが、欲しい色がなかったため、最終的にネットで購入。
Qoo10で、「メガポ」という割引とポイント還元が適用されるお得なタイミングを利用しました。
ナイキコリアの商品だったので、配送に時間がかかったし、付属している紙のタグが韓国語ではありましたが、商品には何の問題もありません。
各ショッピングサイトでも取り扱いがあるので、ぜひお得なショップを見つけてみてください。
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