【ビルケンシュトック】ボストンの履き心地を徹底レビュー。毎日でも履きたくなる一足!

ファッション
本記事のリンクの一部には広告が含まれています。

最近、おしゃれな人たちのスナップを見ていると、ビルケンシュトックのシューズを目にすることがよくあります。

ビルケンシュトック自体はずっと昔からあるブランドですが、今ここにきて再注目されているような気がします。

安い靴を次々に買い替えることができる時代ですが、本当に質のいい靴を長く愛用したいという人たちにビルケンシュトックのよさが見直されているようです。

となると私もビルケンシュトックを履いてみたくなり、まずは定番のモデル「ボストン」を購入。

今回は、ボストンが長年に渡って人々を魅了しつづけている理由を探りつつ、履き心地やサイズ選びのポイントなどを徹底的にレビューします。

今回の星評価

履き心地5.0
着回し力4.8
コスパ4.0

ビルケンシュトックとは?

BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)は、言わずと知れたドイツのシューズブランド。

とても歴史が長いブランドで、ルーツはなんと1774年までさかのぼるというから驚きです!

足のアーチに沿ったインソールが特徴で、そのインソールは「足のベッド」を意味する「フットベッド」と呼ばれています。

履き心地のよさから、2世紀半もの長きにわたって愛されつづけ、現在では世界中で人気を得ているブランドです。

ミサト
ミサト

今では、足の凹凸に沿う立体的なインソールを全般的に「フットベッド」と呼ぶことがありますが、ビルケンシュトックが元祖なのだそうです。

ボストンの基本情報

ボストンとは?

ビルケンシュトックのボストン。スエード生地でカラーはブラック。

ビルケンシュトックの靴のモデル名には、世界中の都市の名前が付けられています。

アメリカの都市ボストンの名前を冠したモデルが、今回ご紹介するクロッグサンダルです。

元々は室内履きや作業靴として作られたそうですが、初期からほぼデザインの変更がないほど人気で定番となっているモデル。

1年を通して快適に履けるのが大きな魅力です。

アッパー部分の素材やカラーは、バリエーションがたくさんあります。

下の表に、人気の高いスエードタイプの仕様をまとめました。

BIRKENSTOCK BOSTON
サイズ展開35(22.5cm)~50(32.5cm)
※横幅はレギュラー幅とナロー幅の2種類あり
素材
(スエードタイプの場合)
アッパー:スエード
インソール:スエード
アウターソール:EVA
生産国ドイツ
価格
(スエードタイプの場合)
¥20,900
BIRKENSTOCK公式サイトを基に作成(2023年10月現在)
ボストンってどんな都市?

アメリカ北東部に位置する、マサチューセッツ州の州都ボストン。

ハーバードなどの有名な大学が数多くある学術都市で、歴史的な建造物も多い落ち着いた雰囲気の街です。

日本でいうと北海道のような気候で、冬には雪もよく降ります。

行ったことはなくても、ボストンのサンダルを履いているだけで、なんだか身近に感じられますね。

ディテール

では、ここからは写真でディテールを見ていきましょう。

ミサト
ミサト

私が買ったのは、スエード生地のブラック、レギュラー幅です。

ビルケンシュトックのボストンを横から見たところ。スエード生地でカラーはブラック。

色がブラックなので写真では少し見にくいかもしれませんが、柔らかなスエード生地で作られています。

ベルトの金具は、生地と同じブラックです。

ベルトには3つ穴があるので、自分の足に合うように調節可能。

ビルケンシュトックのボストンを真上から見たところ。スエード生地でカラーはブラック。

上から見ると、コロンとした丸みのあるシルエットがよく分かりますね。

インソール部分には、ブランドロゴやサイズなどが印字されています。

サイズの横に書かれている足の裏のマークが縁取りのみだとレギュラー幅、色が塗りつぶされているとナロー幅です。

私のはレギュラー幅なので、縁取りのみの足マークになっていますね。

インソールは、「ソフトフットベッド」というクッション性のある仕様になっています。

ビルケンシュトックのソフトフットベッドの断面図が描かれたタグの写真。

指でインソールを触ってみても特に柔らかさは感じませんが、長時間履いていても足の裏が痛くならないので、おそらくソフトフットベッドのおかげなのだと思います。

また、足裏の凹凸に合わせてインソールもデコボコしているので、足を入れた時にフィット感が抜群です。

ビルケンシュトックのボストンの靴底の写真。ゴム製で滑りにくくなっている。

ソールはゴム製で、滑りにくく歩きやすくなっています。

サイズ感

購入する際に、サイズ選びに悩む方は多いかと思います。

ここからはサイズ選びの参考用として、私の足の形や大きさと、実際にボストンを履いた時のサイズ感の感想をレポしていきます。

結論から先に言うと、ボストンは普段の靴のサイズでいいけど、横幅が想像以上に広いです。

まず、ZOZOMATで計測した私の足のサイズがこちら。

試着した人の足のサイズや形をゾゾマットで計測したデータ画像。足の長さ22.2センチ、足幅9.2センチ、甲の高さ5.8センチ。

横幅が広く、甲の高さも高めだと思います。普段は基本的に23cmの靴を履いており、サンダルだと22.5cmを買う場合が多いです。

今回はネットで購入したので、試着はせず、ネット上のレビューを参考にして普段と同じ23cm(36サイズ)を選びました。

幅はレギュラーとナローの2種類がありますが、いつも足幅の広さゆえに靴選びが難航する私なので、幅が広いレギュラー幅を選択。

靴下を履いて、ビルケンシュトックのボストンを履いている。

商品が届いて実際に履いてみると、足の長さはいつも通りの23cmでピッタリでした。足裏の凹凸に、立体的なインソールがちょうどよくフィットします。

しかし、外を歩いてみると、ブカブカと脱げそうな感じがあり、幅が広すぎたことが発覚…。

幸い、ベルトの穴が3つあるので一番小さい穴に調節し、靴下も厚手のものを履くことで、履き心地は改善されました。

実はZOZOMATの数値でも、わずかにですがナローのほうが私の足との相性がいいという結果が出ており、私の足幅ならナローでもよかったようです。

以上のことを踏まえて、ボストンのサイズ感についての感想をまとめます。

ボストンのサイズ感
  • 普段履いているスニーカーと同じサイズでOK
  • 幅はかなり広めの設計なので、「ナローが標準」くらいに考えておくとよい
ミサト
ミサト

かかとがないタイプなので、サイズが合っているかどうかが歩きやすさと直結します。

ネットで購入する場合は、サイズの交換ができるショップを選ぶと安心です。

ボストンの魅力ポイント

ではここからは、買ってよかったと思ったボストンの魅力について語っていきたいと思います。

魅力ポイント①フィット感

買ってみて最も驚いたのは、履き心地のよさ!

インソールがつちふまずなどの凹凸にフィットするし、横幅もかなりゆったりしていて全く締め付けがありません。

スエード生地も柔らかく、優しく足を包み込むような履き心地に感動しました。

ソフトフットベッドのおかげか、長時間履いたままでも足が疲れません。

ミサト
ミサト

ビルケンシュトックのリピーターが多いのも納得!

歩きやすさに関して言えば、もちろんフィット感がいい分かなり歩きやすいですが、正直なところスニーカーには敵わないかも…。

サッと気軽に履けるので使用頻度は一番高いですし、街歩きには十分ですが、「今日は1日がっつり歩くぞ!」という日なら、やはりスニーカーを選びます。

ちょうど、クロックスみたいな感じです。

クロックスは履いていて足が楽ですが、長距離歩くならスニーカーを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

かかとが固定されないのでホールド感は少し劣りますが、その分脱ぎ履きがしやすいので、ついボストンの出番が多くなっています。

スリッパ感覚で履けるので、乗り物で長距離移動する時などにもよさそうです。

魅力ポイント②コーデが幅広い

コーディネートの幅が広いのも大きな魅力です。

性別を問わず誰が履いても似合います。

丸みを帯びた形のサンダルなので、コーディネートにリラックスした雰囲気や抜け感をプラスしてくれます。

レディースの場合は、合わせる服によってかわいらしい雰囲気にもなれば、ボーイッシュな雰囲気にも。

濃いグレーの毛糸の靴下を履いて、ビルケンシュトックのボストンを履いている。

普通の靴よりも靴下がよく見えるので、靴下の色を変えれば足元の印象をガラッと変えることも可能。

鮮やかなカラーの靴下をチョイスすれば、差し色にもなります。

下のコーディネート例もぜひご覧ください。

魅力ポイント③季節を問わない

スエード素材なのにサンダルという独特なデザインのおかげで、1年を通して使いやすいのも特徴です。

サンダルだから温かい季節も気軽に履きやすく、寒い時期にはスエードの生地が秋冬ファッションと相性抜群!

裸足で履くのもありですが、気軽に丸洗いできる靴ではないので、靴下を着用するのがおすすめです。

靴下の素材を変えることで、季節感を演出することもできます。

厚い靴下を履きたい場合は、少し余裕のあるサイズ選びがいいかもしれませんね。

私はレギュラー幅を選んだところ、少し幅が大きかったですが、分厚い毛糸の靴下でも履けるので、その点はちょうどよかったです。

ミサト
ミサト

1年中履けるので、1足持っておくと活躍する機会が多いはず!

お手入れ方法

スエード素材のボストンの場合、丸洗いすることはできません。

ビルケンシュトック公式サイトの「サンダルのお手入れ方法」というページを参考に、お手入れの仕方をまとめました。

ボストンのお手入れ方法

アッパー・・・ブラシで汚れを落とし、防水スプレーをする

インソール・・・少量の水とレザー用洗剤を付けて汚れを浮かせ、泡と汚れを拭きとる

汚れが溜まった時に丸洗いして一発できれいにできない分、普段からこまめにお手入れすることが大事です。

とはいえ特に面倒なことはなく、基本はブラッシングだけで、定期的に防水スプレーするくらいでOK。

スエード素材でできたビルケンシュトックのボストンをブラッシングしているところ。

私は、まず買ってすぐに防水スプレーをし、雨の日は履かないようにしています。

普段は、汚れや擦れた部分をブラッシングできれいに整えるだけ。

必ず靴下を着用して履くようにしているので、インソールの掃除は滅多にしなくても大丈夫だと思います。

ミサト
ミサト

防水スプレーと靴用ブラシは必須なので、持っていない場合は準備しておきましょう。

コーディネート例

ミサト
ミサト

ここからは、買った後にどんな服装と合わせるかイメージしやすいよう、ボストンを使ったレディースのコーディネート例をご紹介していきます。

まず1つ目は、ゆったりサイズのバスクシャツとシェフパンツに合わせて、リラックス感たっぷりなカジュアルスタイル。

バスクシャツとシェフパンツを着て、白い靴下にビルケンシュトックのボストンを履いている。

肩の力が抜けた、休日に着たいコーデです。

パンツの裾を少しロールアップすると、ボストンがよく見えるうえに、全身のバランスも取れます。

画像内で着用しているバスクシャツはこちら。↓

お次のコーデは、夏にボストンを履くことを想定してみました。

フレンチスリーブの黒いTシャツにカーキ色のカーゴパンツを着て、白い靴下とビルケンシュトックのボストンを履いている。

シンプルに、Tシャツとカーゴパンツだけのスタイル。

夏でも、サンダルに靴下を合わせると、品のよさが増す気がします。

アイテムはカジュアルなものばかりですが、靴下を履いていることと、Tシャツがフレンチスリーブなことで、どこか上品さを感じられるコーデになりました。

3つ目のコーデは、ワンピーススタイル。

白いタートルネックのニットの上に黒いジャンパースカートを着て、白い靴下とビルケンシュトックのボストンを履いている。

全身をモノトーンでまとめて、統一感を出してみました。

このコーデだと、ボストンと靴下がしっかり見えるので、靴下で遊ぶのも楽しそう。

私はいつも白や黒の靴下ばかりですが、真っ赤の靴下とかを合わせてもかわいくなりそうです。

最後は、真冬を想定したコーデを。

ボリュームのあるダウンと青いチェックのスカートを着て、濃いグレーの靴下とビルケンシュトックのボストンを履いている。

ちょっと画像では見えにくいですが、黒タイツの上に濃いグレーの毛糸の靴下を重ねて履いています。

厚手の靴下を履けば、防寒対策になるだけでなく、アウターのボリュームともバランスが取れます。

画像内で着用しているスカートはこちら。↓

ボストンの色選びにも悩みましたが、ブラックはどんなボトムスにも合うので大正解でした。

モノトーンの服が多い方や、モードっぽい服装がお好きな方には、ブラックは一押しカラーです。

まとめ:履き心地◎&使い勝手◎!毎日履きたくなる一足

今回の星評価

履き心地5.0
着回し力4.8
コスパ4.0

ビルケンシュトックならではの履き心地のよさはもちろん、1年中さまざまな服装に合わせやすい使い勝手のよさも魅力のボストン。

決して安い値段ではありませんが、丁寧にお手入れすれば長く履けるはず。

むしろ革素材は履くほど自分の足になじむので、どんどん履き心地のよいシューズに育っていきます。

私はボストンを買ってから、どこに行くにもついボストンを履きたくなるので、常に玄関に出したままになっています。

この履き心地を知ってしまうと、窮屈なパンプスなどはもう履けません。

特に、足幅が広くていつも靴選びに苦戦している方には激推し!

豊富なサイズ展開や素材のバリエーションの中から、ぜひ自分に合う1足を見つけてみてください。

この記事を書いた人
ミサト

アラサー主婦。
買い物をする時は時間をかけてじっくりと検討したいタイプ。
生活がワンランクアップするような「ちょっといいもの」を、徹底的にレビューしています。

ミサトをフォローする
ファッション
シェアする
いいものログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました