シャンプーってたくさんあるけど、安くて髪にもいいシャンプーは結局どれなんだろう？
シャンプーは種類が多くて、悩んでしまいますよね。安さも品質も妥協したくない人のために、今回は私がリピ買いしているシャンプーをご紹介します。
ドラッグストアでコスパのいいシャンプーを見極めるのは、なかなか大変な作業です。
しかも、どれを使っても大して髪が変わるわけでもない…。
となると、あれこれ吟味するのも無意味な気さえしてしまいます。
「とにかく安くて、安心できる成分を使っているシャンプーはないのか！」と調べていた時、まさに理想的なシャンプーをAmazonで発見！
ワンコインで買える値段なのに、髪や頭皮にやさしい低刺激な成分構成で、毎日使うシャンプーとしてバランスのよい商品です。
知名度は低いですが、この値段でこの使い心地なら、もっと話題になってもいいはず…！
ということで今回は、どんなところがいいのかはもちろん、使用感や注意点も含めてご紹介していきます。
今回の星評価
| 使用感 | |
| 成分 | |
| コスパ |
ジ・アミノラムの基本情報
私がリピ買いしているのが、「ジ・アミノラム」という、お手頃価格で買えるシャンプーとリンスです。
メーカーは「熊野油脂」という会社で、石けんをはじめとする化粧品を製造・販売している会社です。
メーカー名はあまり聞いたことがありませんでしたが、調べてみると低価格帯の石けんやスキンケア用品などの商品が充実していました。
温泉でよく見かける馬油シャンプーや柿渋石けんなどもあり、業務用商品も取り扱っている会社のようです。
ジ・アミノラムは、「アミノ」と「セラム」を掛け合わせた名前で、その名のとおりアミノ酸系の洗浄成分と美容液成分が配合されているのが特徴になっています。
| 熊野油脂 ジ・アミノラム シャンプー・リンス | |
|---|---|
| 容量 | 本体400ml、詰め替え350ml |
| 香り | ラベンダー＆ゼラニウム |
| 7種のフリー処方 | シャンプー：防腐剤・シリコン・鉱物油・合成香料・合成着色料・酸化防止剤・紫外線吸収剤 リンス：防腐剤・サルフェート・鉱物油・合成香料・合成着色料・酸化防止剤・紫外線吸収剤 |
余計な成分は入れず、髪や地肌を考えて作られているなという感じがします。
これで、価格はどちらもワンコイン程度だから驚きです。
私はいつもAmazonで購入しています。
近所のドラッグストアでは見かけたことはないですが、楽天・Yahoo!ショッピングなど、一般的なネットショップではいずれも取り扱いがありました。
配合成分について
安いのはいいけど、成分は大丈夫？
しっかり洗浄力はありながら肌への刺激は少ない、バランスのよい成分が使われています。
水、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、コカミドDEA、PG、グリセリン、海水、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ヒバマタエキス、コメヌカエキス、セラミドNG、加水分解コメタンパク、加水分解エンドウタンパク、加水分解アボカドタンパク、リシンHCl、アラニン、ヒスチジンHCl、アルギニン、セリン、プロリン、グルタミン酸、トレオニン、バリン、ロイシン、グリシン、イソロイシン、フェニルアラニン、シスチン、トリプトファン、メチオニン、アラントイン、タウリン、エチルヘキシルグリセリン、マルトデキストリン、エタノール、イソステアリン酸、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ油、パルマローザ油、イランイラン花油、ローズマリー葉油、ウイキョウ果実油、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、クエン酸、塩化Na、変性アルコール、EDTA-4Na
化粧品成分に関しては素人ですが、私なりにシャンプーの成分について調べてみました。
水の次に多く配合されているのがメインの洗浄成分なので、ジ・アミノラムの場合は「スルホコハク酸ラウレス2Na」がメインということになります。
この洗浄剤自体はアミノ酸系ではないので、まずこの時点でジ・アミノラムはアミノ酸シャンプーとは言えません。
（※アミノ酸シャンプーについて詳しくは、下の「要チェック①アミノ酸シャンプーではない」の項目をご覧ください。）
しかし、一般的に安価なシャンプーによく使われている「ラウレス硫酸Na」などよりは洗浄力がやさしく、かつアミノ酸系よりは洗浄力があるという、中間的な存在とのこと。
やや高めの洗浄力と、肌への低刺激性を両立している、バランスのよい洗浄成分だと分かりました。
市販のシャンプーでは、スルホコハク酸ラウレス2Naがメインになっているのは結構珍しいそうです。
その次に来ている「ラウロイルメチルアラニンNa」は、アミノ酸系洗浄成分です。
ジ・アミノラムが「アミノ酸系洗浄成分配合」と謳っているのは、このラウロイルメチルアラニンNaのことでしょう。
アミノ酸系の中ではさっぱりめの洗い心地で、泡立ちもよい洗浄剤だそう。
かなり安価なシャンプーなのに、全成分の3番目にアミノ酸系の洗浄剤があるのは結構いいんじゃないかなと、個人的に思っています。
あとは、上の全成分表で水色の線を引いてあるのが保湿成分で、「○○タンパク」というのが植物性プロテイン。これらは髪を労わる成分ですね。
また、成分表の下のほうに植物油の名前がいくつか並んでいますが、これがおそらく香り付けのための天然精油です。
合成香料を使用していないので、強い香りが苦手な人でも使いやすくなっています。
もちろん全ての成分を詳細に調べることは難しいですが、以上の成分をザッと見て、個人的には安心して使い続けられそうだと判断しました。
買う前に知っておくべきポイント3つ
どんなシャンプーでも人によって好みや向き・不向きはあります。買ってから後悔しないよう、あらかじめ知っておきたいポイントもチェックしておきましょう。
要チェック①アミノ酸シャンプーではない
これははっきりさせておきたいのですが、ジ・アミノラムは「アミノ酸シャンプー」ではありません。
世間的にアミノ酸シャンプーと呼ばれているのは、メインの洗浄成分にアミノ酸系洗浄剤が使われているシャンプーです。
ジ・アミノラムもアミノ酸系洗浄剤を配合はしていますが、メイン成分「スルホコハク酸ラウレス2Na」はアミノ酸系ではないので、「アミノ酸シャンプー」ではないのです。
ここで、改めてアミノ酸シャンプーの特徴を確認しておきましょう。
アミノ酸シャンプーの特徴
- 髪や肌に近い成分だから負担が少ない
- 洗浄力が控えめ
- 泡立ちは弱い傾向
⇒乾燥肌、敏感肌に向いている
⇒脂性肌、洗浄力を求める場合には物足りない可能性がある
一般的な市販のシャンプーによく使われる石油系洗浄成分は洗浄力が高いのに対し、アミノ酸系洗浄成分は洗浄力が穏やかで、髪や肌への刺激が少ないのが大きな特徴です。
乾燥からくる髪のゴワつき、フケ、頭皮のかゆみなどが気になる方にはぴったりのシャンプーと言えます。
一方で、頭皮がベタつきがちな人や、整髪料をしっかり使う人などには、洗浄力が物足りない可能性があるのはデメリットです。
ジ・アミノラムは、上の「配合成分について」でも書いたとおり、石油系とアミノ酸系の中間くらいの洗浄力で、刺激も少ないので、いいとこどりのシャンプーと言えるかもしれません。
とはいえ、かなり肌が敏感な人にとっては刺激になる可能性もゼロではないので、そういう方は慎重に検討したほうがよいと思います。
ジ・アミノラムは「スルホコハク酸系シャンプー」という分類になります。
要チェック②ノンシリコンのきしみ
ジ・アミノラムのシャンプーはノンシリコンなので、シャンプーを洗い流した後に、きしみ感がほんの少しあります。
しかし、本当にわずかだけです。
一昔前のノンシリコンシャンプーのようにギシギシにはならないので、安心してください。
リンスのほうにはシリコンが配合されていて、リンス後にはちゃんと手触りもよくなります。
うちの夫はリンスを使わないので、シャンプーのきしみは大丈夫かと聞いてみましたが、きしみがあることすら気付いていなかったとのこと。
短髪の人なら、シャンプーのみでも大丈夫そうです。
要チェック③劇的な変化を求める人には△
髪質や頭皮の状態に悩みを抱えていて、シャンプーを変えることで劇的な改善を期待している人には、あまりおすすめではありません。
ジ・アミノラムは、あくまで毎日使い続けられる安定感のあるシャンプーという感じです。
過度に期待してしまうと、想像と違っていてガッカリしてしまうかもしれません。
やはり、髪や頭皮に大きな変化をもたらすには、価格を気にせず成分にこだわりぬいた商品のほうが有用なはず。
ジ・アミノラムは低刺激で使い心地がよく、それを低価格で実現しているところが魅力なので、高級シャンプーとは役割が違うことは念頭に置いておきましょう。
使って感じたメリット
魅力①コスパが最強
まずは、コスパがずば抜けています。
私はいつもAmazonで詰め替え用を購入しますが、およそ1個400円台で買えています。
ドラッグストアの一番安いシャンプーとほぼ同じくらいの値段ですよね。
これまで私は、ドラッグストアで容量と価格を見て、一番コスパがいいシャンプーを毎回探していたのですが、なにせシャンプーは商品数が多いので、これが結構面倒な作業でした。
ふと、その労力と時間がムダな気がして、我が家のシャンプーを固定化してネットで定期的に買うことに。
そこで見つけたのが、この「ジ・アミノラム」です。
シャンプーは毎日使う物ですし、家族で使えば消費スピードも速いので、できるだけ安く買いたいもの。
とはいえ、安さだけを追求したシャンプーだと、髪や頭皮によくない成分が使われているのではないかと心配にもなります。
しかし、ジ・アミノラムはただ安いだけでなく、成分的にも安心して使えるので、「低コスト」と「パフォーマンス」が両立した、まさにコスパ最強なシャンプーなのです。
魅力②香りや使い心地がいい
実際の使い心地のよさも、リピ買いする大きな理由になっています。
まず、泡立ちが素晴らしい！
弾力のあるしっかり系の泡ではなく、柔らかい泡がモコモコとたくさんできる感じなのですが、ヘアバームを使う私でも一度洗いで十分に洗えます。
泡が柔らかいおかげか、泡切れもよいです。
忙しい日でも、サッと洗ってサッと流せるので、ノンストレスで使えます。
また、ほのかな優しい香りも◎。
合成香料を使っていないので、香りに敏感な方でも使いやすいと思います。
天然精油の香りと書いてあるので、最初はアロマオイルのような香りを想像しましたが、実際は自然な石けんの香りに感じました。
ほんの少し爽やかな甘さのような香りもあるので、これが天然精油の香りかな、というくらいです。
控えめで、誰しもどこかで嗅いだことのあるような親しみのある香りなので、男女問わず幅広い人が使いやすいのではないかなと思います。
クセがなく使いやすいシャンプーです。
魅力③シンプルなパッケージ
安いシャンプーでは珍しい、落ち着いたシンプルなパッケージも魅力です。
シャンプーはグレー、リンスはベージュと、洗練されたくすみカラーなので、一見サロンのシャンプーのような雰囲気があります。
我が家では、吊り下げるタイプのシャンプーホルダーを使っているので、詰め替え用をそのまま使用しています。
このホルダーだとシャンプーを最後まで使いきれて便利なのですが、パッケージが丸見えなので、シンプルなパッケージは特にありがたいです。
シャンプーホルダーはこちら↓
ジ・アミノラムは、ボトルでも詰め替え用でも、お風呂場で悪目立ちしないデザインなので、生活感を出したくない人にはぴったりです。
安くてデザインもいいシャンプーは珍しいですよね。
まとめ：髪や頭皮にやさしい、毎日使いつづけたいシャンプー。
今回の星評価
| 使用感 | |
| 成分 | |
| コスパ |
髪質や頭皮環境が劇的に変わるものではないけれど、低刺激で使い心地のよいシャンプーです。
このクオリティでワンコイン程度の値段だから、コスパも最強！
私は、シャンプー・リンスをジ・アミノラムに固定したことで、シャンプー選びに頭を悩ませる時間と労力をなくすことができました。
また、シャンプーなどの液体類は、お店で買うと重くて持ち帰るのが大変なので、ネットで注文して家に届くのも楽で便利です。
クセがなく、誰でも使いやすいシャンプーなので、シャンプーを探し中の方はぜひ一度使ってみてください。
何より安いですし、買って損はないんじゃないかなと思います。
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