オニールオブダブリンを徹底レビュー。大人こそはきたいチェックスカート

ファッション
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もう大人だし、チェックスカートは年不相応…?

ミサト
ミサト

オニールオブダブリンなら、大人にこそ似合うチェックスカートがあります!

ついつい無地やモノトーンなど無難な服ばかり買ってしまいがちな方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

年を重ねるにつれて、「柄物や鮮やかなカラーが似合わないかも…」と躊躇してしまう気持ち、私もよく分かります。

でも、それって少しもったいないですよね。

せっかくなら、着ていて自分のテンションが上がるような服がいい。

というわけで今回は、見ているだけでも心ときめくチェック柄の、本格キルトスカートを買ってみました。

品質についてや着回しできるかどうかなど、正直な感想を書いていきたいと思います。

今回の星評価
デザイン性4.7
着回し力4.2
品質5.0

オニールオブダブリンとは?


OND O’Neil of Dublin Collections emphasise the versatility of tartan, combining tradition, timeless appeal and contemporary creativity.

OND O’Neil of Dublin Collectionsは、タータンの多用途性を強調し、伝統、時代を超えた魅力、そして現代的な創造性を融合させたものです。

We are proud of our family tradition in producing quality kilts and skirts, dating back since the company’s foundation in 1956. 

1956年の創業以来、質の高いキルトとスカートを生産してきた家訓を誇りにしています。

https://www.ond.ie/home ※カッコ内はDeepLによる日本語訳

O’Neil of Dublin(オニール オブ ダブリン)は、アイルランドの首都ダブリンでキルト製品を作り続けているブランド。

キルトは、アイルランドやスコットランドの民族衣装で、スカート型ですが本来は男性がはく衣装です。

オニールオブダブリンは、1956年創業の伝統あるキルトブランドですが、今では現代的なファッション性の高いキルトスカートを作っています。

「チェックスカート」と一言に言っても、クラシックな定番アイテムから、セレクトショップの別注アイテムまでデザインは幅広く、多くのファンに愛されつづけています。

ミサト
ミサト

「本格的なタータンチェックのスカートといえば、オニールオブダブリン!」と言えるくらい、代名詞的なブランドです。

タータンチェックは登録制だと知っていましたか?

タータンのデザインは登録制で、スコットランド政府が管理しています。

どんな色であれ、登録されている柄は全て「タータン」なのです。

元々タータンは、配色や配置などの組み合わせによって、家柄や地域などを表していたのだそう。

軍隊やファッションブランド(バーバリーなど)のタータンも登録されています。

こちらのthe Scottish Register of Tartansというサイトで、登録されたタータンを調べることができますよ。

見た目だけでなく、その柄の持つ歴史や意味を知ったうえで選ぶのもおもしろいですね。

基本情報とディテール

基本情報

今回ご紹介するのは、ウール60%・丈73cmのタイプです。

EASY REGULAR KILT
品番5073
ブランドO’Neil of Dublin
素材本体:ウール60%、ポリエステル35%、ナイロン5%
ベルト:牛革
サイズ目安4(XXS)
6(XS)
8(S)
10(M)
12(L)
14(XL)
※カッコ内は目安です。
生産国アイルランド

同じ商品名や品番でも、素材違いのタイプ(ウール100%や麻など)もあるので、購入する際はしっかり確認しましょう。

特にウール混とウール100%のタイプは、どちらを選べばいいか迷いやすいかと思いますが、一般的には以下のような特徴の違いがあるそうです。

素材ごとの一般的な違い

ウール+ポリエステル・・・生地が丈夫、シワができにくい、折り目が取れにくい

ウール100%・・・長く着てもテカリが出ない、シワになっても元に戻りやすい

私が買ったポリエステル混のタイプは、秋冬に合う温かみのある手触りです。

ウーステッドウール(ウール100%)は私は持っていないのですが、調べた限りだと季節を問わない薄手のウール生地のようです。

ミサト
ミサト

素材ごとの特徴をチェックし、お好みに合わせて選びましょう!

ディテール

ミサト
ミサト

ここからは、スカート各部のディテールや生地感をチェックしていきます。

オニールオブダブリンのスカートを正面から見たところ。色はOld Boley、丈は73センチ。

正面から見たところ。

画像の商品は、Old Boleyというカラーで、丈は73cmです。

シルバーのピンが付属しているので、スカートがめくれないように留めることができます。

オニールオブダブリンのスカートを後ろから見たところ。ウエストは一部ゴムが入っている。

後ろはプリーツになっています。

ウエストは後ろだけゴムになっていて、着心地◎。

プリーツが途中まで縫い付けられているタイプもあるみたいですが、こちらの商品はウエストから直接プリーツが広がっています。

オニールオブダブリンのスカートを正面から見たところ。巻きスカートを少しめくっている。

ラップスカートなので、1枚の大きな布を巻き付けているような感じです。

前はプリーツは入っていません。

オニールオブダブリンのスカートの、ウエストに付いているベルトの写真。生地に空いた穴からベルトを通している。

ウエストは、左右2か所をベルトで留める形式。

右腰の部分に、ベルトを通す穴が空いています。

ベルトは左右それぞれ3つずつ穴が空いているので、サイズ調節可能。

オニールオブダブリンのスカートをズームアップして見たところ。起毛感のある暖かそうな生地で、布の端にフリンジが付いている。

ラップスカートの巻き終わりのところは、フリンジになっています。

ポリエステル混の生地は、秋冬に向いた温かみのある手触りです。

オニールオブダブリンのスカートの、ウエスト内側に付いているタグの画像。ブランドロゴ・サイズ・洗濯表示の3つのタグが付いている。

ウエストの内側に、ブランドロゴとサイズ・洗濯表示のタグがあります。

サイズ感

ミサト
ミサト

サイズ感の参考用に、着用画像を用意しました。

試着した人の体型が分かる画像。身長156センチ、体重43キロ、ウエスト65センチ。

まず、前提として私の体型をお伝えしておきます。

今回はスカートなので、サイズ選びに重要なのはウエストと身長かと思います。

私が購入したサイズは8(Sサイズくらい)です。

着用してみました。

サイズや丈は全体的にちょうどいいです。

オニールオブダブリンのスカートを着用した姿を、後ろから見たところ。

後ろから見たところ。

プリーツも変に広がることなく、スッキリ見えます。

ウエストがゆるいとプリーツがきれいに出ないので、ジャストサイズがオススメです。

オニールオブダブリンのスカートを着用した姿を、横から見たところ。

丈の長さは、ふくらはぎが隠れるくらいです。

長すぎず短すぎず、使いやすい長さ。

ネットショッピングの場合、モデルさんの身長が自分と違うと丈感の印象がかなり異なるので、注意が必要です。

実際にメジャーを使って、自分がはいた時にどれくらの長さになるかシミュレーションしておくと、失敗がありません。

オニールオブダブリンのスカートを着用した姿の、ウエスト部分の写真。

ウエストもちょうどいい感じです。

ベルトは一番内側の穴でちょうどいいですが、トップスをインする時は、2番目や3番目の穴に通してウエストをゆるめることもあります。

サイズ選びのポイント

・ウエストは、ジャストサイズのほうがシルエットがきれい

・丈の長さを測ってイメージしてみると◎

買ってよかったと思うポイント3つ

よかった点①デザインのかわいさ

まず何より、デザインがかわいいので、着るだけで気分が高まります。

正直、チェック柄のスカートは学生のイメージもあるので、大人が着るには少し躊躇するかもしれません。

でも、オニールオブダブリンのスカートは色やデザインが豊富で、大人に似合うものがたくさんあります。

私が買ったOld Boleyというカラーは、鮮やかなブルーがとてもきれいな模様。かと言って、派手すぎて浮いてしまうようなことはなく、日常的にも使いやすいです。

ついモノトーンの服が多くなりがちなのですが、このスカートを合わせるとコーディネートが華やかにランクアップします。

「少し色が鮮やかすぎるかな?」と思っても、スカートは顔から遠いので、似合わず大失敗ということはあまりないのではないでしょうか。

トップスに落ち着いた色を持ってくれば、バランスも簡単に取れます。

ミサト
ミサト

気に入った柄があれば、迷わず着てみるが吉!

よかった点②質のよさ

さすがはキルトの本場アイルランドのブランドだけあって、生地やつくりの質のよさを感じます。

私は今回初めてオニールオブダブリンのスカートを買ったので、最もお手頃なタイプを選びましたが、それでも十分にキルトを楽しめるし、長く愛用できそうです。

「後ろのプリーツが崩れたり、シワになったりするかな?」と思っていましたが、今のところ全く問題ありません。

映画館で2時間座りっぱなしの時でも、ポリエステル混生地のおかげか、プリーツがちゃんと保たれていました。

また、ポリエステル混のウール生地は、軽いのに適度な厚みがあって、かなり暖かいです。

ベルトも牛革で作られており、細部までこだわりが感じられます。

よかった点③長く着られる&着回せるデザイン

流行り廃りのない定番デザインなので、年齢を問いませんし、長く愛用できます。

時代によってトレンドのスカートの形がありますが、オニールオブダブリンのスカートは広がりすぎずタイトすぎない絶妙なシルエットで、時代に左右されずに着続けられると思います。

また、合わせるアイテムによっても印象を変えられるのも、うれしいポイント。

キルト本来の魅力を活かしたトラッドなスタイルはもちろん、スニーカーなどと合わせてカジュアルに着るのもかわいいです。

ミサト
ミサト

せっかく買うなら、長く愛用できるものがいいですよね!

買う前に知っておくべきポイント3つ

ミサト
ミサト

買ってから後悔しないために、あらかじめ知っておくべき点をまとめました。

注意点①ペチコートの使用がおすすめ

スカートに裏地が付いていないので、ペチコートの併用をおすすめします。

初めに言っておくと、「ペチコートが必須!」というわけではありません。

ペチコートなしで一度外出してみましたが、静電気や摩擦でタイツに張り付くようなことはありませんでした。

しかし、帰ってきて脱いだ時、タイツに毛玉が…。人から見えない部分ではありますが、防げるなら防ぎたいものです。

ペチコートを使ってみたところ、やはりペチコートありのほうが快適に動けます。

足さばきがよりスムーズになる感じです。

膝の部分がよく擦れるので、スカートがひざ下丈ならペチコートもひざ下丈がおすすめ。

また、ズボンタイプのペチコートなら、パンツやスカートなどボトムスの形を問わずに使えて便利です。

ミサト
ミサト

1000円程度で手に入るので、1枚持っておいて損はないと思います。

注意点②着脱がベルト式

オニールオブダブリンのスカートの、ウエストに付いているベルトの写真。

ウエストは、ベルトを2箇所留めるタイプのため、着脱の際はベルトの付け外しが必要です。

ウエストにゴムが入っていますが、そこまでビヨーンとは伸びないので、ベルトを留めたままの着脱は難しいです。

そのため、着脱が少し手間に感じる方もいるかもしれません。

とは言っても、スカートなのでトイレではベルトを外す必要はありませんし、慣れれば気にならないので、心配しなくても大丈夫かと思います。

注意点③お手入れ方法について

オニールオブダブリンのスカートの、ウエスト内側に付いている洗濯表示の写真。

洗濯表示の内容

洗濯・・・液温は40度を限度とし、手洗いができる

漂白剤・・・塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

アイロン・・・底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる

ドライクリーニング・・・パークロロエチレン及び石油系溶剤によるドライクリーニングができる

タンブル乾燥・・・タンブル乾燥禁止

(※消費者庁のリーフレットを参考にしました。)

一応は手洗いできるということですが、ベルトが牛革なので、丸洗いしていいのか悩ましいところです。

最も確かな方法は、ドライクリーニングに出すことですね。

私の場合は秋冬に着るので、直接肌には触れないため、頻繁に洗う必要性は感じません。

シーズンが終わったらクリーニングに出せばいいかな、という感覚です。

日常的なお手入れとしては、洋服用のブラシを使っています。

脱いだ後にブラッシングして、ホコリを落としたり毛羽立ちを予防したりします。

オニールオブダブリンのスカートに、洋服用ブラシをかけているところ。

ちなみに、私が使っているのは無印良品のブナ材洋服ブラシです。

1000円以下で買えますし、コートなど他の洋服にも使えるので重宝しています。

コーディネート例

もし買ったら、ちゃんと着回せるかな?

ミサト
ミサト

服選びでは、自分の手持ち服と合うかどうかが大事ですよね。

例として、コーディネートを3パターンご紹介します。

オニールオブダブリンのスカートに、薄手のタートルネックニットとダウンベスト、スニーカーを合わせて着用している。

タートルネックの薄手ニットに、ダウンベストを羽織りました。

タータンチェックのスカートは、タートルネックとの相性抜群です。

私もこのコーディネートは、日常的によく着ています。

体のラインがあまり出ないようにしたくてベストを着ていますが、もちろんタートルネックのトップスだけでもOK。

オニールオブダブリンのスカートに、白いニットと黒いカーディガンとスニーカーを合わせて着ている。

カーディガンを羽織ったスタイルです。

インナーはスカートにインしたほうが、スッキリ見えていい感じ。

カジュアルだけど少しキッチリ感もあって、個人的にお気に入り。

オニールオブダブリンのスカートと、白いスタンドカラーシャツとローファーを着用し、シャツの裾はスカートから出している。

シャツの裾をスカートから出して着てみました。

意外と、これもバランスが取れていてアリですね。

ゆったりしたニットなどでも、スカートと相性がよさそうです。

シャツが薄手なので、タートルネックのカットソーを下に重ねて、スカートの暖かい生地感とバランスを取ってみました。

上のコーディネートで履いている靴はこちら↓

ミサト
ミサト

カジュアルスタイルも上品なスタイルも、幅広いコーディネートを楽しめます。

とりあえず間違いのないコーディネートを組むなら、ポイントは以下の2つです。

失敗しないコーディネートのコツ

・丈の長いスカート+ボリューム感の少ない靴

・スカートの色が鮮やかな場合、トップスはモノトーンを選ぶ

ところで、コーディネートとは少し話が逸れますが、付属のピンの付け方でもアレンジを楽しめます。

ピンは付けなくてもOKですが、風が強い日はめくれやすいので、あったほうが安心です。

オニールオブダブリンのスカートの、布の端をピンで横向きに留めている。
オニールオブダブリンのスカートの裾を、ピンで縦向きに留めている。

オニールオブダブリンの公式サイトを見ていたら、スカートの下のほうで縦向きにピンを留めている写真がたくさんありました。

ピンの留める位置や向きを変えて、印象を少し変えるのも楽しいですね。

まとめ:大人こそはきたい、高品質なキルトスカート

今回の星評価
デザイン性4.7
着回し力4.2
品質5.0

全体がチェック柄で、しかも鮮やかなカラーのスカートなので、いつも無難な服を選びがちな私としてはちょっぴり冒険な買い物でした。

しかし、はいてみると変に悪目立ちすることは全然なく、むしろコーディネートをワンランクアップさせてくれました。

「素敵だな」と思う色や柄があれば、ぜひトライしてみてください。

見ているだけでも心が躍るスカートなら、着るたびにウキウキした気持ちになれるはず。

お値段はそれなりにしますが、1枚1枚職人さんが作る本場のキルトなので品質は確かですし、長く愛用できます。

ネットショッピングだと、いろいろなカラーバリエーションの写真を眺められますし、かなり割引されて安く買える場合があるのでオススメです。

ミサト
ミサト

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
ミサト

アラサー主婦。
買い物をする時は時間をかけてじっくりと検討したいタイプ。
生活がワンランクアップするような「ちょっといいもの」を、徹底的にレビューしています。

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