タンパク質を摂取したいけど、プロテインは飲みにくくて苦手…。
ジュースのようにサラサラで飲みやすいプロテインもありますよ!
近年、美容や健康に関心の高い人々の間で、タンパク質の重要性に注目が集まっています。
ひと昔前までは「アスリートが飲むもの」というイメージだったプロテインも、性別や運動するしないに関わらず、日常の習慣として取り入れる人が増えていますよね。
しかし、プロテイン独特の風味やドロッとした飲み口が苦手という方も多いのではないでしょうか。
私はまさにそのタイプで、初めに挑戦したソイプロテインは粉っぽさに挫折…。
ホエイは「まぁマシか」と思って飲んでいましたが、体重の増量目的だったのにプロテインでお腹いっぱいになり食事量が減ってしまい、なんだか本末転倒な感じになっていました。
そんな時、偶然にもCPIという全く新しいプロテインに出会いました。
これまでの常識では考えられないほどにサラサラで味にクセがなく、その飲みやすさに驚き!
今回は、CPIはそもそも何なのかというところから出発し、メリット・デメリットや、どんな人に向いているのかをご紹介していきます。
今回の星評価
飲みやすさ | |
成分 | |
コスパ |
CPIプロテインとは?
CPIプロテインの「CPI」は、「コラーゲン・ペプチド・アイソレート」の略。
その名前のとおり、CPIプロテインはコラーゲンを原料とするタンパク質で作られています。
なんと人体のタンパク質のうち1/3はコラーゲンなのだそうです。
以下、日本ハムのWebサイトに分かりやすい説明があったので引用します。
コラーゲンは皮膚や骨の主要なタンパク質で、体内のタンパク質の約1/3を占めています。また皮膚組織では真皮に存在し、皮膚の強さ、弾力性などの維持に働いています。このコラーゲンを酵素などで分解し、比較的低分子化したものが、コラーゲンペプチドです。
日本ハム株式会社中央研究所『コラーゲンペプチド』
他のプロテインとの比較
一般的なプロテインの特徴を、簡単にまとめました。個々の製品によって特徴は異なる場合がありますし、私の感想も大いに含まれているので、参考程度に見てください。
ソイ | WPC | WPI | CPI | |
---|---|---|---|---|
タンパク質の原料 | 大豆 | 乳清(ホエイ) | 乳清(ホエイ) | コラーゲン |
乳糖の有無 | なし | あり | 少ない | なし |
価格 | 安い | 安い | 比較的高い | 比較的高い |
味などの特徴 | ・粉っぽさやドロッとした感じがある ・大豆の風味がする | ・味のクセは少ない ・乳製品でお腹を下す人には不向き | ・クリアな飲み口の物が多い ・高精製なので乳糖が少なくお腹を下しにくい | ・クリアな飲み口 ・乳糖不耐症でもOK |
一般的には、ソイプロテインやホエイプロテインがよく知られているかと思います。
ソイプロテインは安価で手に入るので、まずはソイからプロテインデビューした人も多いかもしれません。
しかし、ソイは水に溶けにくいので粉っぽさが残ったり、大豆の風味があって飲みにくかったりするのが欠点。
「じゃあ次はホエイだ!」と安価なホエイプロテイン(WPC)を買ってみます。
ホエイは水に溶けやすいので、牛乳やヨーグルトみたいな感じで飲みやすいですが、なんだかお腹がゆるくなるという人もいるのではないでしょうか。
この場合、乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を腸で消化できない乳糖不耐症が疑われます。
そうなると、次はWPIが選択肢に上がってきます。
WPIは、WPCと同じくホエイが原料ですが、何度も精製されてタンパク質の純度が高められているので、乳糖の量が大幅にカットされたプロテインです。
この、ソイ・WPC・WPIの3種類が、これまではプロテインの主流でした。
そこに新たに登場してきたCPIは、WPIと特徴が似ている部分もありますが、そもそも原料がコラーゲンという点が新しく、独自のメリットがたくさんあります。
具体的なCPIの特徴については、次の章で詳しく書いていきます。
上の表の右2つ(WPI・CPI)はメリットは多いですが、タンパク質の精製に手間や技術が必要なので価格は高くなってしまいます。場合によって数種類のプロテインを使い分けるのもアリですね。
CPIのメリット&デメリット
では、コラーゲンから作られるCPIプロテインの、具体的なメリットとデメリットは何なのでしょうか。
ALLUPの公式サイトを参考にしつつ、私が実際に飲んでみて感じたことを簡単にまとめてみました。
まずはメリットから見ていきましょう。
ソイの弱点の飲みにくさや、ホエイの乳糖問題などがカバーされています。
これまでのプロテインが苦手だった方でも、CPIなら飲めるという方は多いはずです。
さらに、コラーゲンが原料であるおかげで、関節や皮膚にもいい作用があるというのはうれしいですね。
続いて、デメリットもチェックしておきましょう。
CPIは摂取しすぎると、人によってはアレルギーを起こしたり腎臓に負担がかかったりするそうです。
1日1杯が目安とのことなので、1日に何度もプロテインを飲む人は、他の種類のプロテインと併用する必要があります。
ちなみに私は、起床後は飲みやすさを重視してCPI、運動後はホエイ、というように使い分けています。
あとは、まだCPIの知名度が低く、商品数が少ないことや価格が高いという点がデメリットと言えるかもしれません。
最後に、人によってメリットにもデメリットにもなる点として、CPIはお腹が膨れにくいという特徴があります。
私は少食なほうで筋肉が落ちやすいタイプなので、満腹にならないCPIは、飲んだ直後に食事も摂れるのでありがたいです。
しかし逆に言えば、ダイエット中の方が空腹を満たすのには物足りないということでもあります。
ALLUP CPIプロテインの基本情報
CPIプロテインは、ゴーウイング株式会社が開発したプロテインです。
ALLUP(オールアップ)というブランド名で販売されています。
ALLUP CPIプロテイン | |
---|---|
味 | スポーツドリンク味、レモン味、ヨーグルト味 |
タンパク質含有量 (1食あたり) (無水換算値) | スポーツドリンク味・・・32.5g レモン味・・・31.6g ヨーグルト味・・・30.0g |
生産国 | 日本 |
価格 | 900g・・・¥6,480 330g・・・¥2,780 |
ALLUPのCPIプロテインの魅力ポイント3つ
私が実際に飲んでみて感じた魅力を3つご紹介していきます。
魅力ポイント①クセがなくゴクゴク飲める
初めて飲んだ時に一番驚いたのは、飲みやすさです。
粉を水に溶かすと、少し透けた黄色の、とろみがなくサラサラとした液体になり、本当にスポーツドリンクのような感覚。
一般的なプロテインはドロッと粘性があるものが多いので、一気に飲むのはつらく、ちびちびと飲んでいましたが、CPIはジュース感覚でゴクゴクと飲めました。
最近私は、朝起きた後にCPIを飲んでいます。
暑くて寝汗をかくような時期で食欲の湧かない朝もありますが、CPIプロテインなら飲む気になれます。
運動後にのどが渇いている時にも飲みやすいスッキリとした味です。
味についてですが、最初に試したスポーツドリンク味は、基本的にスポーツドリンクそのものではあるものの、奥のほうにほのかな苦みのような風味を感じました。とはいえ、気にならない程度です。
次にレモン味を買ったところ、こちらのほうが独特の苦みのようなものを感じにくく、純粋にレモンジュースの味でした。
現時点ではこの2つの味しか飲んでいませんが、スポーツドリンク味とレモン味なら、私はレモン味のほうに一票。
しかし、いずれもこれまでのプロテインに比べると圧倒的な飲みやすさであることは間違いありません。
CPIは、プロテインに苦手意識がある人にこそ飲んでみてほしいです。
魅力ポイント②溶けやすい
CPIは低分子化されたコラーゲンのため、水に溶けやすいのも特徴。
水に粉を入れた瞬間からどんどん溶けていきます。
上の動画を見ると、シェイカーを使わなくても、ダマなく完全に溶けていくのがお分かりいただけるはず。
溶けやすさをアピールしているプロテインはたくさんありますし、私もいくつか試してみましたが、CPIプロテインの溶けやすさは段違い!
シェイカーよりもコップのほうが洗うのが簡単だし、全くダマにならないのでノンストレスです。
プロテイン作りは毎日の習慣なので、ストレスなく簡単に作れるというのは、とても大きなメリットだと感じています。
外出先でも水とコップとマドラー(スプーンなど)さえあれば、簡単にプロテインドリンクを作れるのも便利です。
プロテインなのにシェイカーが要らないなんて画期的!
魅力ポイント③乳糖を含まない
CPIは、タンパク質の原料がコラーゲンのため、乳糖を含んでいないのも大きなポイント。
プロテインを飲むとお腹がゆるくなってしまう乳糖不耐症の人には、うってつけです。
私自身、特に自分が乳製品と相性が悪いという自覚がなく、毎日ホエイプロテインや牛乳、ヨーグルトなどを摂取していました。
ところがある日、お腹がゆるめかもしれないと気付き、まさかとは思いながら牛乳とヨーグルトを断ってみると、腸の調子がよくなったのです。
1日にホエイプロテイン1杯くらいなら何ともないですが、乳製品の摂取量が多いと調子を崩すようだと分かってきました。
私は、1日に2回プロテインを飲む習慣があるので、その内1回をCPIに切り替え、今のところ体の調子はいい感じです。
大人になってから体質が変わる人も多いそうなので、子供の頃は平気で牛乳を飲めていたとしても、お腹の調子が気になる時は、試しに乳製品を控えてみるのも一手かもしれません。
その点、CPIは乳糖を含まないので安心して飲めますし、水に溶かして飲むので、牛乳は必要ありません。
CPIプロテインはこんな人におすすめ
では、CPIプロテインが向いている人と向いていない人をそれぞれ考えてみます。
やはり、これまでのプロテインで満足できなかったという人にはCPIはおすすめ。
さっぱりとしたジュース感覚でお腹が膨れにくいので、甘いものが苦手な方や、食の細い方でも飲みやすいです。
先ほどとは逆に、プロテインをスイーツ感覚で飲んでいたり、空腹を満たすために飲んでいたりする場合は、CPIだと物足りないでしょう。
また、価格の安さにこだわるなら、CPIを飲み続けるのはベストとは言えません。
CPIが向いているかどうか、ご自身の考え方や好みと照らし合わせてみましょう。
まとめ:スポドリ感覚で飲める次世代プロテイン!
今回の星評価
飲みやすさ | |
成分 | |
コスパ |
スポーツ用品店で、プロテインらしからぬ爽やかなパッケージに惹かれて買ってみたのが運命の出会いでした。
元々、起床後にプロテインを飲む習慣はありましたが、プロテインでお腹がいっぱいになってしまい、しばらく時間を空けないと朝食を食べられませんでした。
しかし、CPIなら水を飲むのと同じような感覚なので満腹にならず、すぐに朝食を食べられます。
何かと忙しい朝に時間をムダにせずに済むため、私としては値段なりの価値を感じられる商品です。
330gの少量サイズがあるので、少しでも気になった方は、こちらから試してみるがオススメです。
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