最近、韓国コスメ好きたちを中心に、ナンバーズインの「白玉グルタチオン」シリーズが人気になっています。
「グルタチオン」なんて、これまでのスキンケアアイテムではなじみがなかった成分ですが、一体なぜこんなにも話題になっているのでしょうか。
私も気になって、試しに白玉グルタチオンC美容液を購入してみました。
結論から言うと、肌の色ムラが整って透明感が増すという確かな効果を実感！
また、それ以外にも、リピ買いしたくなる魅力をいろいろと発見しました。
この記事では、成分・効果・使い心地などを徹底的にレビューして、人気の理由を深掘りしていきたいと思います。
今回の星評価
| 効果 | |
| 使い心地 | |
| コスパ |
白玉グルタチオンC美容液とは？
白玉グルタチオンC美容液は、韓国のスキンケアブランド「numbuzin（ナンバーズイン）」の商品です。
ナンバーズインといえば、手頃な価格ながら効果実感できるスキンケアアイテムが多く、最近は日本でも世代を問わず人気が高まっていますよね。
中でも白玉グルタチオンC美容液は、美白効果やニキビ跡などの色ムラ改善効果があるということで、発売されてから一気に大人気になりました。
アットコスメの美容液ランキングでは、デパコス商品たちが並ぶ中で第5位にランクインしているほどです。（2024年11月16日現在）
| ナンバーズイン 白玉グルタチオンC美容液（韓国版） | |
|---|---|
| 容量 | 30ml |
| 成分 | ※下記全成分の項目をご参照ください。 |
| 備考 | 皮膚低刺激性テスト済み |
| 価格 | 2,640円 |
ちなみに、この白玉グルタチオン美容液は、韓国で販売されているものと日本向けに販売されているものとで2タイプ存在する模様。
パッケージを見ると、韓国版はボトルの商品名が英語なのに対して、日本版は日本語表記になっています。
この両者は、実は成分も異なっているので、詳しくは下の項目でご紹介します。
成分と効果
日本版・韓国版の違い
先ほど書いたとおり、白玉グルタチオンC美容液は日本版と韓国版があります。
日本版は、販売元が「株式会社BENOW JAPAN」という会社で、ラベルも日本語表記になっています。
よく見ると韓国版とは成分も異なっていることに気付いたので、それぞれ表にまとめてみました。
こうして見ると、日本版にはトラネキサム酸が配合されていないことが分かります。
調べたところ、日本では医薬部外品でないとトラネキサム酸は配合できないとのこと。
その代わりに、美白や抗酸化効果のあるフェニルエチルレゾルシノールを添加しているのかな、とも考えられます。
それ以外の成分は、基本的にはほとんど同じラインナップになっていますね。
ただ、日本は化粧品成分の配合限度量などの規定が厳しいので、韓国版とは配合割合が異なる可能性はあります。
私は日本版でも効果はしっかり感じました。詳しくは「実感できた効果」の項目をご覧ください。
期待できる効果
ナンバーズイン公式サイトの商品説明には、成分の配合目的が以下のように書かれていました。
- 抗酸化……3-O-エチルアスコルビン酸、グルタチオン、トコフェロール、アスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、酢酸トコフェロール、ユビキノン、チオクト酸
- 美白……コケモモ果実エキス、ナイアシンアミド、トラネキサム酸、α-アルブチン、ビサボロール
- 保湿・鎮静……パンテノール、ヒアルロン酸Na、セラミドNP、β-グルカン
さらに、韓国版のほうでは、主要な成分はナイアシンアミド5%、パンテノール5%、トラネキサム酸4%と配合割合も明らかにされています。
これらの配合濃度は化粧品としてはかなり高濃度のようです。
主要成分の効果は以下のとおり。
ナイアシンアミド……美白、抗シワ、バリア機能修復など
パンテノール……保湿、ターンオーバー促進、肌荒れ改善など
トラネキサム酸……美白、肌荒れ防止など
コケモモ果実エキス……美白、抗炎症、抗酸化など
主に、美白や肌荒れ対策に効果がありそうですね。
また、肌荒れは肌老化の原因にもなるので、これをケアすることでエイジングケア効果も期待できそうです。
グルタチオンについて
商品名になっているグルタチオンも美白や抗酸化効果があります。
美容医療では、グルタチオンを体に点滴する治療を「白玉点滴」と呼ぶほど、美白やエイジングケアなどに効果があって人気なのだそうです。
ただ、この美容液における配合量は、他の主要成分に比べて多くなさそうなので、グルタチオン自体の効果がどれくらい発揮されているかは分かりません。
ナイアシンアミド、パンテノール、トラネキサム酸などを高配合することで、白玉点滴に似たような効果を演出しているのかもしれません。
とはいっても、ナイアシンアミドを始めとする人気成分を贅沢に配合した美容液が、手頃な価格で手に入るのはうれしいことです。
日本メーカーの化粧品にはあまりないコンセプトでおもしろいですよね。
使い方
スキンケアアイテムは使う順番も大切です。
白玉グルタチオンC美容液はいつ使えばいいのか、見ていきましょう。
パッケージに書いてある使い方は以下のとおり。
白玉グルタチオンC美容液の使い方
- 化粧水使用後、美容液を顔全体になじませる。
- くすみが気になるところには美容液を重ね塗りする。
※同シリーズの白玉グルタチオンCフィルムパッドを併用する場合は、美容液→フィルムパッドの順に使用。
基本的に、使う順番としては化粧水後でOK。
朝晩のタイミングについては、特に指定がないので、朝でも夜でも使って大丈夫なようです。
実際、私は朝晩どちらも使用中。
化粧水後、白玉グルタチオンC美容液を塗って、最後に乳液かクリームを塗るようにしています。
ちなみに朝は、乳液代わりに、紫外線カット効果のあるUVセラムを使っています。
詳しくはこちら↓
白玉グルタチオンC美容液の使うタイミングや順番については、特に難しいことはなさそうですね。
もし同シリーズのフィルムパッドも使う場合は、美容液を先に使用します。
美容液とフィルムパッドを併用すると、相乗効果でより効き目がアップするそうですよ。
テクスチャー
続いて、使い心地もチェックしましょう。
テクスチャーや使い心地に関しては、日本版と韓国版で差は感じませんでした。
美容液自体は、少し黄色っぽく白濁しています。
とろみがありますが、肌にのせるとみずみずしく伸びるので、サッとなじませることができます。
香りは、ほんの少しアーモンドのような香りがしますが、原料のにおいかなという程度なので、気にはなりません。
塗った後もベタつきがなく、その後のスキンケアやメイクに影響しないのがうれしいです。
私の肌では刺激感もなく、乾燥肌・脂性肌・敏感肌など、比較的どんな肌質の人でも使いやすい美容液ではないかと思います。
実感できた効果
では、肝心な効果についてです。
私は最初に日本版を1ヵ月ほど使って、その後韓国版を1ヵ月使いましたが、どちらでもしっかりスキンケア効果を感じられました。
使ってすぐは変化は分かりませんでしたが、使用開始から2週間くらい経ったあたりから、徐々に効果が出てきました。
実感できた肌の変化はこちら。
- 頬や小鼻の赤みが軽減
- ニキビ跡の治りが早くなった
- 全体的に透明感が増した
- 肌荒れしにくくなった？
まず、頬や小鼻などに薄っすらとあった赤みが落ち着きました。
小鼻の赤みは消えはしていないものの、頬の赤みはほぼなくなり、慢性的な炎症になっていたところが鎮静されたようです。
あと、ニキビ跡には強力に効果があります。
今までは、ニキビ跡がなかなか頑固で消えなかったのですが、この美容液を使っているとどんどん薄くなっていくのが分かりました。
これらの赤みやニキビ跡が薄くなったことで、顔全体の色ムラが整い、全体的に透明感が増してトーンアップしたようにも感じられます。
色ムラが整うだけで、肌がグッときれいに見えます。
そして最後に、肌荒れしにくくなったような気もします。
使い始めた時期が、春に肌が揺らいだ頃だったので、細かなニキビみたいなブツブツが顔中にできていたのですが、徐々に改善しました。
ただ、これは季節的なものだったかもしれないので、美容液の効果かははっきりしません。
今は、口周りにニキビらしきものがたまに発生するものの、ひどい肌荒れは起きていないので、美容液が肌荒れを防いでくれているのかも。
美白効果や肌荒れ防止効果が期待できるという点では、ビタミンC系の美容液の効果と似ていますね。
私は、日本版を使った1ヵ月でもこれらの効果を実感したので、日本版だからといって効果が薄れる心配はあまりないのかなと思います。
とはいえ、やっぱり長期的に考えてトラネキサム酸もスキンケアに取り入れたいので、リピは韓国版にしようかと考え中…。
買ってよかったメリット3つ
魅力①効果が実感できた
買ってよかったと思う魅力ポイントの一つ目は、やはり効果が感じられたということ。
改善したい肌悩みがあって美容液を使っているわけなので、効果が出たというのは何よりも魅力です。
これまで、韓国コスメ系の美容液はいくつか使ってきましたが、その中でも特に効果が分かりやすかったと思います。
短期的な効果ばかりを求めてはいけませんが、肌が変化する手応えがあってこそ、使い続けたいと思えますよね。
魅力②刺激感がない
効果が強いスキンケアアイテムは、肌にとって刺激にもなる場合も多いですが、白玉グルタチオンC美容液は刺激感がありません。
これの前は、COSRXのビタミンC23美容液を使っていたのですが、ビタミンCが高濃度のため肌にのせるとピリピリと刺激を感じました。
肌が荒れ気味の時は特にピリピリ感が強く、肌の調子がいい時しか使えなかったため、いまいち効果も実感できずにいました。
そこまで敏感肌ではない私でもこんな感じなので、高濃度のビタミンCは刺激が強くて使えないという人は多いと思います。
そういう人にこそ、白玉グルタチオンC美容液はピッタリ！
私の肌では、全くピリピリしないし、多少荒れ気味の時でも問題なく使えています。
一応、アスコルビン酸などビタミンC系の成分は入ってはいますが、濃度は高くありません。
その代わり、ナイアシンアミドやパンテノールやトラネキサム酸などの低刺激な成分で、ビタミンC美容液のような効果が得られる設計になっています。
もちろん、かなりの敏感肌だと使えない場合もあるかもしれませんが、「自分にはビタミンC美容液は強すぎる」と思ってあきらめていた人は、一度試す価値ありだと思います。
毎日使い続けられるからこそ効果も出やすいのかも。高濃度ビタミンC美容液にあるようなベタつきもありません！
魅力③常温で保管できる
最後は、地味ながら結構重要な保管方法についてです。
白玉グルタチオンC美容液は常温保管OKなので、高温にならない場所であれば洗面台などで保管しても大丈夫。
最近人気のビタミンCやレチノールなどの成分は安定性が低く、冷蔵庫保管のアイテムも多い中で、これは結構うれしいところです。
スキンケア中に冷蔵庫まで取りに行くという一手間があると、「面倒だから今日はいいか」なんて思ってサボってしまうこともあるので…。
また、常温保存OKだと、旅行先などにも気兼ねなく持っていけるのがいいですよね。
使い方も特に朝晩などの制限がなく、保存も常温でいいという、とにかく扱いやすく使いやすい美容液です。
ちなみに、使い切って容器を捨てる時も、素手で簡単に分解できました。
容器の処分が簡単だと、またリピ買いしたいという気持ちになりますよね。
ボトルはガラス製、たぶんスポイトの先もガラス製だと思います。
まとめ：効果バッチリ＆誰でも使いやすい美容液！
今回の星評価
| 効果 | |
| 使い心地 | |
| コスパ |
白玉グルタチオンC美容液は、強力な効果を持ちながらも、低刺激で気軽に使える美容液でした。
口コミで人気になっているのも納得です。
様々な肌質、年齢の人が使いやすいと思いますが、以下のような人には特におすすめです。
購入する際には、日本版か韓国版かのチェックもしておきましょう。
どちらがいいということはないのですが、韓国版はあくまで並行輸入や個人輸入となるので、万が一トラブルが起きてもほぼ自己責任となります。
成分が充実している韓国版か、安心の日本版かは、ご自身の判断で選びましょう。
見分ける時のポイントですが、日本版はボトルが日本語表記で、販売元が「株式会社BENOW JAPAN」という会社になっています。
私がアットコスメ通販で購入した時は日本版でした。その後、Qoo10のナンバーズイン韓国公式ショップから韓国版を購入しましたが、配送上や使用上の問題は特にありませんでした。
商品自体は各ショッピングサイトで取り扱いがありますが、個人的にはQoo10のメガ割やメガポなどを利用するのがお得かなと思います。
コメント