初めてヘナで白髪染めしてみた!正直な感想と手順・注意点まとめ。【インディゴ】

美容・健康
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自分で白髪染めしたいけど、ヘナってどうなの?

ミサト
ミサト

髪や頭皮をケアしながら白髪を染められます!

セルフの白髪染めは、自宅で安く染められるのが魅力!

しかし一方で、髪や頭皮へのダメージが気になるところです。

そこで今回は、髪のトリートメント効果もあるというヘナに挑戦してみました。

染める時の手順を始め、気になる染まり方やヘナショックがどうだったのかも、詳しくご紹介していきます。

ヘナとは?

そもそもヘナって何?

ヘナは植物の一種です。

ヘナは赤い色素を持っており、この色素がタンパク質に絡みつく性質があるため、髪染めやヘナタトゥーに古くから使われて来たそう。

白髪染め用ヘナの粉。

ヘナ100%のヘアカラーは、粉状のヘナを水で溶くだけ。

これで髪染め剤になるなんて、なんだか不思議な気がしますね。

そして、ヘナはトリートメント効果もあるのが特徴。

髪を傷めないだけでなく、むしろ髪のケアをしながら染められます。

ナイアードのヘナについて

ナイアードのヘナ+木藍の黒色。

今回私が買ったのは、ナイアードのヘナ+木藍の黒色です。

ミサト
ミサト

ナイアードのカラバリは4種類。髪色に合わせて選べます。

ヘナは赤色の色素なので、ヘナ100%だと白髪がオレンジっぽい色に染まるのですが、そこに木藍(インディゴ)の藍色がブレンドされていることで黒色に近い色になります。

ナイアードのヘナ+木藍の黒色のパッケージ。成分一覧が載っている。

成分一覧を見ると、なんと植物のみ!

黒色なので、インディゴ染料の原料であるナンバンアイ葉の配合量が一番多くなっていますね。

染めた後の実際の色味については、下記の「染まり方について」をご覧ください。

今回はお試しとして、少量の100gを購入しましたが、それでもショートヘアの私だと3回分くらいあります。

実際に使ってみた

事前準備

実際に染めるまえに、準備が必要です。

まずは、2日前のパッチテストから。

髪や頭皮にやさしいヘナとはいえ、自然のものでもアレルギーを起こす可能性はあります。

私の場合、テストは無事済みましたが、1~2日は肌に塗ったところに色が残りました。

ミサト
ミサト

二の腕の内側など、目立たない場所で試すのが◎。

それから、ヘナ染めに必要な道具もそろえました。

必要な物
  • シャワーキャップ(保温効果があるとなお良し)
  • 使い捨て手袋
  • ヘナを混ぜる容器とヘラ
  • ラップ
  • 汚れてもいいタオル
あると便利な物
  • イヤーキャップ
  • ケープ
保温効果があるヘアキャップ。

シャワーキャップは、保温効果があるタイプをネットで購入。

ヘナ染めのために買った物。シェラカップ、ゴムベラ、使い捨てイヤーキャップ。

その他は基本的に100円ショップでそろいます。

ヘナを混ぜる容器には、スタンダードプロダクツのシェラカップを買ってみました。

ステンレスだから汚れが落ちやすいし、持ち手があるので引っ掛けて乾かすのにも便利で、我ながらナイスアイディアだったと思います。

ミサト
ミサト

意外にもコームは不要。髪がギシギシした感じになるのでコームは通りません。私はショートヘアなのでケープもなくて大丈夫でした。

染める日

ヘナ染めの流れ
  • 髪を濡らす
  • ヘナをぬるま湯でペースト状にする

  • 髪にヘナを塗る

  • 40分置く

    ラップを巻いた上にヘアキャップで保温

  • 洗い流す

  • ホットタオルで保温して10分おく

    ※黒系カラーの場合のみ

  • ドライヤーで乾かす

染める時の流れはこんな感じ(ナイアードの説明書に書いてあるやり方です)。

慣れれば難しくないと思いますが、私は初めてだったので1時間半ほどかかりました。

シェラカップの中でヘナと水を混ぜている。

ただ、ヘナを塗るのは思ったより簡単でした。

もったりしていて垂れてこないので、手で揉み込むようになじませればOK。

ショートヘアなこともあり、ケープは必要なかったです。

手間取ったのは、ヘナを洗い流すところ。

洗面所で洗ったら、ヘナ色のお湯が周りに飛んでしまい、しっかり洗い流すのが難しい…。

結局、お風呂場でシャワーで流しました。

次からは、あらかじめ前開きの服を着ておいて、シャワーで一気に洗ったほうがいいなと思いました。

染めた後

染めた直後は、髪に触れると手にインディゴの青色が付きます。(洗えば落ちます)

ヘナ100%だとどうなるのかは分かりませんが、私が使ったのがインディゴの配合量が多い黒色だったので、青色が目立ったようです。

指先にインディゴの青色が薄っすらついている。

枕にも汚れてもいいタオルを敷きましたが、案の定タオルの表面が薄っすら青くなりました。

また、初めてのヘナ染めだったこともあり、髪がギシギシした手触りになりました。

見た目の質感は大して変わりませんが、ブラシが通りにくい感じ。

ヘナショックに関して詳しくは「ヘナショックについて」へ。

ミサト
ミサト

翌日のヘアセットもしにくいので、次の日に予定がない日に染めるのがおすすめです。

しかし、一度シャンプーしてしまえば色移りやギシギシ感はほぼ解消!

染めた当日にシャンプーすると色が落ちてしまうので、次の日まで1日だけの我慢です。

注意点

実際に染めてみて、気を付けたほうがいいと思った点をまとめておきます。

  • 体調がいい時に行う
  • 洗面所やお風呂場の汚れは素早く対処する
  • 染めた後1日は枕などへの色移りに注意

まず、頭部だけ保温した状態で1時間近く待つことになるし、ヘナの匂いも結構強いので、体調がすぐれない時は避けたほうがいいです。

体調がよく、時間的にも余裕がある時に染めるのがおすすめ。

また、洗面所やお風呂場に付いたヘナは、基本的には洗えば落ちますが、時間が経つほど落ちにくくなるので、できるだけ早く洗い流すのが◎。

一行程ごとに、周りに汚れがないかチェックしたほうがいいですね。

ミサト
ミサト

私が使ったカラーは、陶器の洗面台にインディゴの青色が付くとかなり落ちにくかったです。

あとは、染めた後1日の色移りも要注意。

特に、ヘナはタンパク質に絡みつく性質のため、革・シルク・ウールなどの動物性の素材は色が染まりやすいです。

ヘナショックについて

ヘナ染め後、髪の毛がギシギシした感じになることがあります。

これが、「ヘナショック」と呼ばれている現象です。

以下、ナイアードの公式サイトに分かりやすい説明があったので引用します。

髪にきしみを感じると髪が傷んだのでは…と心配される方もいますが、ヘナで髪が傷んでいるわけではありませんので安心してください。

最初はきしみ、ごわつきを感じても何回かヘナをすることで、ヘナの収れん作用によりキューティクルが引き締まり、髪の表面がなめらかになります。その結果、艷やかに見えたり、しっとりとした質感やまとまりやすくなります。
ヘナを使い続けると髪の状態が良くなり、きしみも緩和され、仕上がりが良くなります。

ヘナの後の髪のきしみ、ごわつきはどうしたらいい?(ナイアード発信~日々のこと~)

髪のきしみは、傷んだわけではないので心配は不要、そしてヘナを使い続けると徐々にきしまなくなるということですね。

私は、初回と2回目はきしみが出ました。

ですが、髪質の見た目に変化はなく、手櫛が通りにくい程度。

一度シャンプーすれば櫛が通るようになり、2~3日で完全にいつもどおりの手触りに戻りました。

あと、ヘナショックとはちょっと違いますが、1~2日ほどは髪からヘナの匂いがしました。

というわけで、やはり翌日に予定がない時に染めると安心かなと思います

ミサト
ミサト

ナイアードのサイトでは、オイルを使った方法も紹介されています。

染まり方について

では、ヘナ+インディゴの黒色カラーで、実際どんなふうに染まったのか見てみましょう。

※髪の毛の画像出ます※

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ヘナ+インディゴの染料で白髪を染める前と後を比較した写真。数本見えていた白髪が見えなくなっている。

ビフォーでは白髪がチラホラありますが、アフターではきれいに黒く染まっています!

どれが白髪なのか分かりませんよね。

近づいてよくよく見てみると、白髪だった毛は暗い青色っぽく色付いていますが、黒髪に混じると全く浮きません。

白髪が見えないだけで、一気に若々しい印象になります。

ヘナ独特の赤みが出ないか心配だったのですが、私はインディゴの色味のほうがしっかり感じられて、悪目立ちする赤みは出ませんでした。

また、透明感がある仕上がりで、黒染めした不自然さはありません。

ただ、私は顔周りの内側の毛が少し茶色っぽいのですが、そこは地毛よりも黒くなった気がするので、地毛が茶色い人はこのカラーだと元よりも黒くなるかも。

ミサト
ミサト

個人的には、染めてることがバレない地毛そのもののような仕上がりで大満足!

カラートリートメントとどっちがいい?

自宅での白髪染めといえば、トリートメントタイプも人気ですよね。

実際、私はカラートリートメントも使ったことがあります。

しかし、今回ヘナ染めをやってみて、今後はヘナをリピートすることにしました。

理由は、手間やコストと頻度を比べて、ヘナのほうがいいと思ったからです。

カラートリートメントヘナ
1回の手間手軽時間がかかる
1回の費用安いトリートメントよりは高い
染まり方少しずつ染まる
(物理的着色)
1回でしっかり染まる
(物理的着色)
染める頻度週に数回白髪が少なければ月1回程度
ミサト
ミサト

私の体感でざっくりまとめるとこんな感じ。

最初はトリートメントの手軽さが魅力的だったのですが、1回染めるのが簡単で安くても、結局それを週に何度もすると、意外と面倒だし費用もかさむことに気付きました

ヘナ染めだと、私はまだ白髪の割合が多くないので、月1回で十分です。

たとえ1回の手間と費用がかかっても月1回でいいなら、総合的に見るとむしろトリートメントより楽でコスパもいいのかなと思うようになりました。

ただ、それぞれにメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルや白髪の量などによって好みは分かれると思います。

ミサト
ミサト

この先何十年も染めることを考えると、使うほど髪や頭皮をケアできるヘナは魅力的です。

まとめ:リピ決定!髪にやさしく白髪が染まる。

こんな人におすすめ
  • 髪や頭皮を傷めずに白髪を染めたい
  • トリートメント効果もあるとうれしい
  • 多少手間がかかっても安く染めたい

まだアラサーなのですが、1本ずつ切って対処しきないほど白髪が増えてしまい、どうしたものかと悩んでしました。

美容院で染めると高いし、市販の白髪染めは髪や頭皮へのダメージが心配…。

そんな私にとって、ヘナはベストアンサーでした。

年齢的に、白髪染めというものに少し抵抗感もありましたが、ヘナならトリートメントついでに染めていると思うこともできます

やはり、白髪が目立たなくなるだけで、若々しさや清潔感がグッと増しますね。

この記事を書いた人
ミサト

アラサー主婦。
買い物をする時は時間をかけてじっくりと検討したいタイプ。
生活がワンランクアップするような「ちょっといいもの」を、徹底的にレビューしています。

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