毎日の料理に使うまな板ですが、最近ではプラスチック製だとかなり安価な商品も多いですよね。
ただ、安いまな板だと、すぐに傷が付いたり、だんだん反ってきて変形しがち…。
私も1,000円以下で買ったプラスチック製まな板を使っていましたが、2年ほどで反って、ガタガタと不安定になってしまいました。
そこで、少し高めでも「いいまな板」を買おうと思った時に、マーナのまな板に出会いました。
実際に使ってみると、使いやすさや耐久性が今までのまな板と段違いでびっくり!
まな板は何を使っても大して変わらないと思っていましたが、大きな間違いでした。
今回は、具体的にどんなところがすごいのか、主婦の私の感想をレビューしていきます。
今回の星評価
使いやすさ | |
見た目 | |
コスパ |
marnaのまな板について
marnaとは?
marna(マーナ)は、キッチン用品をはじめ、暮らしにまつわる様々な雑貨を販売している日本のメーカーです。
代表的な商品の一つに、簡単にたためるエコバッグの「Shupatto(シュパット」があります。
大人気でとても有名なアイテムなので、知っている人も多いのではないでしょうか。
そんなマーナですが、実はなんと創業から150年以上の歴史を持つ超老舗!
明治5年にブラシや刷毛の製造業として始まり、次第にほかの生活用品にも幅を広げてきたのだそうです。
マーナの商品は、使いやすさにこだわった工夫が施されているのが魅力で、ネットを中心に人気を集めています。
基本情報
この商品にはサイズが2つあって、Mサイズは長方形、Sサイズは正方形になっています。
Mは、普段の料理にちょうどいい一般的な大きさ。
小さめのSサイズは、テーブル上でちょっと食べ物を切る時や、キッチンの狭い1人暮らし向きの大きさです。
marna 滑りにくいまな板 | |
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価格 | Sサイズ:¥2,880 Mサイズ:¥3,980 |
素材 | ABS樹脂、ポリウレタン |
カラー展開 | グレー、ダークグレー |
サイズ(cm) | Sサイズ:約23×23×1.1 Mサイズ:約36.4×25.5×1.3 |
重量 | Sサイズ:約408g Mサイズ:約759g |
耐熱温度 | 70℃ |
備考 | 食洗機・漂白・熱湯OK 煮沸・熱湯つけ置き・電子レンジNG |
特徴
ここからは、画像で詳しく見ていきましょう。
私が購入したのは、ダークグレーのMサイズです。
表面は少しザラザラとした質感になっています。
TPUという弾力のあるプラスチックが使われており、傷が付きにくいのが特徴。
刃当たりがソフトで、包丁が当たった時の音も大きくありません。
ダークグレーは落ち着いた色で、石のプレートのようにも見える色合いがおしゃれです。
フチには少し溝があるので、水がこぼれにくいです。
もちろん傾ければこぼれてしまいますが、洗った野菜をのせても作業台がビショビショになりにくいのがうれしいところ。
横から見ると、フチが少し反っていますね。
この反りのおかげで、まな板を持ち上げる時に指をかけやすく、サッと持ち上げることができます。
重さは、普通のプラスチック製まな板よりは重いですが、女性が片手で持ち上げられる程度です。
裏面を見ると、四隅に滑り止めが付いています。
ほどよい重みも相まって、滑らず安定して作業することができます。
使って分かったメリット
魅力①傷が付きにくい
実際に使っていて最も魅力に感じているのが、傷に強いところ。
毎日の料理に使って1ヵ月ほど経ちますが、まだ一つも傷が付いていません。
木製でもプラスチック製でも、傷は仕方がないものと思っていたので、こんなに傷に強いまな板があるとは驚きでした。
こちらが実際に包丁を当てた様子です。全く傷が付きません。
このまな板に使われているTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)という素材は、プラスチックの一種でありながらゴムのような弾力があります。
力が加わっても、元の形に戻ろうとする力が強いため、傷が付きについのだそうです。
確かに肉眼で見ると、包丁が当たった後の一瞬は筋が見える気がしますが、すぐに元通りになって跡が残りません。
傷が付きにくいと、見た目もきれいだし、何より衛生的なのがうれしいポイント。
雑菌は傷の中で繁殖しやすいので、そもそも傷を作らないのが一番です。
お肉や魚を切るのにもいいですね。
魅力②扱いやすい
マーナのまな板は、使う人のことを考えた工夫が詰まっていて、ストレスフリーに扱うことができます。
まず、サッと持ち上げやすい形状。
さりげないポイントですが慌ただしく料理している時には、かなりありがたいです。
特に、作業台が濡れていたり、手にゴム手袋をはめていたりしても、片手で持ち上げられるのはとても助かります。
また、滑りにくいのも魅力です。
ゴムのような素材感と適度な重みで、滑りにくいように工夫されています。
作業中はもちろんですが、シンク内でも滑らずに立てかけておけるのが、意外と便利。
とにかく、使いやすくするための工夫が満載で、ストレスフリーに使えます。
料理は毎日のことですし、調理器具の中でもまな板は使用頻度が高いので、こういう細やかな工夫はありがたいです。
魅力③シンプルな見た目
生活感が出にくいシンプルな見た目も、気に入っています。
全体的にマットな質感だし、少し厚みもあるので、高級感もあります。
画像の包丁はこちら↓
我が家ではこれまで、薄いプラスチックのまな板を使っていましたが、マーナのまな板はワンランク上という感じ。
まな板は、棚の中にしまわずキッチンに置いていることが多いと思うので、見た目がおしゃれなのはうれしいですよね。
生活感を減らして、インテリアにこだわりたい人にもぴったりです。
調理器具がおしゃれだと料理のモチベが上がります!
お手入れ方法
調理に使う物だから、衛生管理は大事ですよね。
お手入れの方法も気になるところですが、マーナのまな板も、一般的なまな板と同じように、漂白や熱湯に対応しています。
マーナ 滑りにくいまな板のお手入れ方法
- 食洗機OK
- ハイター等での漂白OK
- 熱湯をかけるのはOK
- 煮沸消毒や熱湯つけ置きはNG
- たわしや磨き粉△
食洗機や漂白はOKなので、毎日のお手入れでは特に気を遣う必要はありません。
熱湯に関しては、かけるだけなら大丈夫。
しかし、煮沸やつけ置きなど、長時間熱湯に入れていると変形の原因になるため、やめておきましょう。
熱湯をかける場合は、しっかり洗った後にかけるのが正解です。お肉や魚のタンパク質は60℃以上で固まってしまうので、使用直後だと余計に汚れが落ちにくくなってしまいます。
たわしや磨き粉の使用は、すでに傷が多いまな板には有効な場合もあります。
でも、マーナのまな板の場合は、かえって傷が付くことになりかねないので、やめておいた方がいいでしょう。
そもそも包丁の傷が付きにくいまな板なので、そこまでする必要もないかと思います。
というわけで、食洗機、漂白、熱湯などの基本的なお手入れは大丈夫なので、衛生的に安心して使い続けられます。
まとめ:耐久性よし!毎日の料理に使いやすい。
今回の星評価
使いやすさ | |
見た目 | |
コスパ |
包丁傷に強く、使いやすい工夫も満載のマーナのまな板。
レビューするにあたって、気になる点も挙げようかと思いましたが、特に思い当たる点がありませんでした。
まだ買って1ヵ月程度ですが、すでに今年買ってよかった物の一つと言えます。
まな板1枚3,980円という値段が、安いとみるか高いとみるかは人によるでしょうが、この使用感・見た目・耐久性なら、私はコスパがいいと思います。
確かに、もっと安い商品もたくさんあるけれど、まな板は日々の料理に欠かせない道具です。
毎日ストレスフリーに作業できるメリットは大きいし、何年も使うことを考えれば、決して高くありません。
そろそろまな板が替え時かなという人には、ぜひ一度使ってみていただきたいです。
マーナの公式サイト、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入できます。
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