ポーターのバッグって、レディースでも使えるの…?
もちろんです!
大きすぎず、レディースファッションにもよく合います。
今回は、ポーターの定番シリーズ「タンカー」のバックパックのレビューです。
ポーターのタンカーというと、メンズアイテムのイメージがあるかもしれませんが、実際はレディースにもすごく使いやすいアイテム。
私は学生時代からアラサーになった今まで、15年近くタンカーバックパックを愛用してきました。
愛用者の多い名品ですが、実際に長年使ってきて感じた魅力や丈夫さについて、改めてレビューしていきたいと思います。
デザイン | |
耐久性 | |
コスパ |
ポーターとは?
ポーターは、日本の老舗かばんメーカー「吉田かばん」のブランドです。
このロゴマークでおなじみですよね。
「PORTER」は元々、ホテルで客のかばんを運ぶ職業の人のことで、「日常的にかばんに触れ、かばんのよさを最も知っている人だから」ということで、ブランド名になっているのだそう。
国内生産にこだわり、質の高い素材や縫製技術によって、丁寧に作られているのが特徴。
長く愛用できる定番アイテムから、流行を取り入れたデザイン性の高いアイテムまで、様々なかばんが取り揃えられています。
タンカーバックパックの基礎知識
タンカーシリーズとは?
ポーターの中でも、超定番シリーズの「タンカー」。
今回レビューするのは、そのタンカーシリーズのバックパックです。
タンカーは、アメリカ空軍のフライトジャケットだったMA-1をモチーフにデザインされています。
軽くて丈夫なナイロン素材なので、ガシガシ使えて頼りがいがあります。
タンカーは、デザイン自体はシンプルなものが多く、年齢・性別・時代を問わず、長く愛用できるアイテムばかりです。
基本情報
TANKER BACKPACK | |
---|---|
ブランド | PORTER |
品番 | 622-79312 |
サイズ | 横:330mm 高さ:430mm マチ:130mm |
重さ | 550g |
素材 | 表:ナイロンツイル(ポリエステル綿ボンディング加工) 裏:ナイロンタフタ |
タンカーバックパックのディテールとサイズ感
ディテール
バッグの構造や、各部のパーツを見ていきましょう。
タンカーバックパック黒色の正面です。
フラップをベルトで留める様式。
下部には左右にチャック付きのポケットがあります。
フラップを開けると、巾着のように紐で口を閉じるようになっています。
紐をゆるめるとガバッと大きく口が開くので、荷物の出し入れもスムーズ。
中は一つの大きな空間になっていますが、チャック付きのポケットが1つだけ付いています。
サイド(背負った時の右手側)に大きなファスナーが付いており、直接中の荷物の出し入れが可能。
毎回フラップを開けて紐をほどくのは面倒ですが、このサイドファスナーのおかげでサッと物を取り出せます。
後ろは至ってシンプル。
ハイテクな機能性があるわけではないのに、なぜか長時間背負っていても疲れにくいのが不思議なところ。
ベルトは金属製です。
元々は黒色ですが、長年の使用で少し色が変わってきて、それもまたいい味を出しています。
身長156cmの私が背負うとこんな感じ。
大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズ感ですよね。
バックパック自体とても軽いので、快適に背負えます。
容量
どれくらい物が入るのか、実際に荷物を入れてチェックしていきます。
私がよく持ち歩く荷物を入れてみます。
財布、ポーチ、ハンカチティッシュ、エコバッグ、筆記用具など。
こちらが荷物を入れた状態です。
まだまだ余裕があり、もっと荷物が入りそう。
ただ、荷物の重みがある分、フラップが引っ張られたような形にはなります。
A4のファイルとB5のルーズリーフを重ねて置いてみました。
A4でもすっぽり入ることが分かります。
サイドファスナーも大きいので、A4・B5ともにサイドから直接取り出せます。
外側の2つのポケットも、マチ付きで意外と大容量。
私は、よく2つ折り財布をこのポケットに入れています。
レディースのコーディネート例
レディースのファッションには、どう合わせればいいんだろう?
1年中活躍しますよ!
私が実際にやっているコーディネートを一部ご紹介します。
春のコーディネート
春らしいボーダートップスと合わせました。
白が基調のコーディネートを、バックパックの黒色が引き締めてくれます。
もちろんスカートスタイルとも相性バッチリです。
先ほどのコーディネートとトップスは同じですが、スカートだとまた雰囲気が変わりますね。
カジュアルにスニーカーと合わせれば、春のお出かけにもぴったり。
画像内で着用しているボーダートップスはこちら↓
夏のコーディネート
小花柄のロングワンピースと合わせました。
ミリタリージャケットのMA-1から着想を得ているタンカーですが、意外にもこんな女性らしい服とも相性◎。
私はスポーツサンダルを履いて、カジュアルに仕上げるのが好きです。
こちらは、白Tとデニムパンツの直球コーデ。
服がシンプルな分、バックパックの存在が際立ちます。
飾らない服装で、気軽にバックパックを背負って出かけるのもいいですね。
秋のコーディネート
ジャンパースカートにタートルネックのニットという定番の組み合わせ。
モノトーンで揃えると、チラッと見える裏地のオレンジ色が差し色になりますね。
バックパックというとカジュアルなコーデになりがちですが、タンカーならモードな雰囲気にも合います。
冬のコーディネート
タンカーバックパックはもちろん冬のコーデでも活躍。
ボリュームのあるアウターを着てもバランスが取れています。
裏地のオレンジ色はチラリと見える程度なので、鮮やかなブルーのスカートともケンカしません。
画像内で着用しているスカートはこちら↓
タンカーバックパックの魅力ポイント
魅力①使いやすい大きさ
大きすぎず小さすぎないサイズ感が、日常使いにちょうどよく、気に入っているポイントです。
A4が入るので、学生の頃は大学に背負っていっていましたし、ちょっとしたお泊りもこのバックパックでいけます。
かといって大きすぎないので、荷物が少ない時でも気軽に使えて便利。
しかもバックパック自体が軽いので、荷物を入れても重くなりにくいのもうれしいポイントです。
女性でも「かばんに背負われてる」状態になりません。
魅力②どんなコーデにも合う
「サイズ感がちょうどいい」と前述しましたが、この大きさがファッション的にも絶妙!
バックパック自体が大きいと、それがファッションのメインになってしまい、カジュアルになりすぎてしまうこともありますよね…。
でも、タンカーのバックパックは、荷物が少ないと薄くコンパクトなので、脇役としてさりげなくファッションになじんでくれるんです。
それが、幅広いコーディネートに合う秘訣のひとつなのかなと思います。
それから、余計な装飾がなくシンプルなので、流行に左右されず、色々なコーデに合わせやすいのも魅力ポイント。
高校生の頃から今まで約15年間使用してきて、その間に私のファッションの系統はかなり変化しましたが、ずっとこのバックパックはクローゼットの中のスタメン選手でした。
特にブラックは、ミリタリー感が少なく、女性のファッションにも合いやすいです。
魅力③丈夫で長く愛用できる
数ある魅力の中で、何よりも私が気に入っているところは、ズバリ「丈夫さ」です。
私が持っているバックパックは、高校生から今まで15年ほど使っていますが、実は新品ではなく、お古で譲り受けたもの。
ということは、15年よりもっと長く(おそらく20年くらい)使用されてきているということです。
それだけ長く使っているのに、まだまだこんなにキレイ。
私自身、元々物持ちがいいほうではありますが、ここまで長く使えているバッグは他にありません。
この調子だと、余裕で30年目まで迎えそうです(笑)
しかも、特別なお手入れはしていなくてこの状態なので、扱い方に気を遣うことなくガシガシと使い込めるのが本当に素晴らしい。
さすがは、吉田カバンの職人さんたちがこだわって製造している一品なだけあります。
まとめ:優れた耐久性で思いっきり使い込める!
デザイン | |
耐久性 | |
コスパ |
3万円程度で手に入り、ここまで長持ちするバッグなら、かなりコスパがいいと思います。
少し調べたところ、2023年現在だと新品は手に入りにくいようです。
しかし、ポケット部分が異なる似たデザインの商品もありますし、タンカーシリーズからは他にも様々なバックパックが出ています。
デザインは異なっても、高品質で耐久性のある商品には変わりないはず。
また、これだけ丈夫で長持ちするバッグなので、中古品でも十分に長く愛用できる可能性が高いです。
自分の相棒になる、お気に入りのタンカーのバッグを見つけるのも楽しいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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