シューキーパーって、使うべきなのかな…?
靴を長く履きたいなら、やはり使うのが正解だそう。
私も初めてシューキーパーを購入しました!
いい靴を買ったら、丁寧にお手入れして、長く履きたいですよね。
シューキーパーを使った方がよさそうだ、ということは何となく分かります。しかし初心者には、どうやって選べばいいのか、なかなか分かりにくいものです。
私も最近、1つ目のシューキーパーとして無印良品の「レッドシダーシューキーパー」を購入しました。
結論としては、コスパがよく初心者にちょうどよいシューキーパーだと感じました。
今回は、無印良品のシューキーパーを使ってみた感想を、初心者目線でレビューしていきます。
コスパ | |
使いやすさ | |
質のよさ |
レッドシダーシューキーパーとは?
基本情報
無印良品の「レッドシダーシューキーパー」は、その名のとおり、レッドシダーという木を使用したシューキーパーです。
ヒノキ科のレッドシダーは、防虫効果や消臭効果があり、靴のお手入れに適しています。
レッドシダーシューキーパー | |
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原産国 | 中国 |
材質 | レッドシダー、スチール |
サイズ | 23~25cm、25~28cm |
サイズ的には、23~25cmがレディース、25~28cmがメンズを想定した展開なのだろうと思いますが、特に男女の区別があるわけではありません。
レッドシダーシューキーパーの特徴
画像や動画で、特徴をチェックしていきましょう。
↓レッドシダーシューキーパーの全体が見られる動画です。
↓つま先の角度が変わります。グッと押すと、長さが縮まって靴に入れられます。
↓つま先は左右のパーツが動くので、靴の形や幅に合わせてフィットしやすくなっています。
左右の見分け方については、つま先の形でも分かりますが、一番確実なのはネジ穴の位置です。
かかとの内側にネジ穴があるので、簡単に見分けられます。
上の写真は、パッと見てすぐに左足用だと分かりますね。
持ち手があるので、シューキーパーを入れたままでもサッと持ち上げることができます。
特に、靴磨きをする時は、持ち手を持って作業できるので便利でした。
シューキーパーの使い方
シューキーパーの基本の使用方法
私も初心者なので、使い方を調べて簡単にまとめました。
基本的に、シューキーパーは靴を脱いだらすぐに入れるそうです。
「脱いですぐに入れると湿気がこもって、かえって靴によくないのでは?」と思ってしまいそうですが、そもそも木製のシューキーパーには吸湿効果があるので大丈夫。
何よりも、まずは型崩れやシワを整えることが優先です。
ただし、雨で濡れている場合は、乾かしてからシューキーパーを入れる必要があるので注意を。
無印のレッドシダーシューキーパーにも、濡れた靴には使用しないように注意書きがありました。
そして、シューキーパーは入れっぱなしで靴箱にしまってOKだそうです。
色々な靴に入れてみた
シューキーパーは靴との相性が大事。
買う際は、自分の靴と合うかどうかが一番気になるところではないでしょうか。
試しに、私の手持ち靴5足に入れてみました。全て、23cmもしくは23.5cmの靴です。
①ハルタのローファー:◎
今回のシューキーパーは、このローファーに入れるために買いました。
少しキツいですが、ちゃんと入りました。足の甲もピンと伸ばしてくれて、シワ伸ばし効果を期待できそうです。
買ったばかりの時は横幅がキツかったのですが、徐々に幅も広がって、足になじんできた気がします。
②ハイヒールパンプス:×
入りませんでした。幅は広めなパンプスですが、引っかかって全く入る気配がないです。
パンプスに使用したい方は、レディース用と明記されている専用のシューキーパーがよさそう。
③無印良品のスニーカー:◎
入りました。横幅や甲もピンと伸びています。
履きまくって、くたびれてきているのですが、シューキーパーを入れると形が整いますね。
特に、かかとのつぶれが伸ばされていい感じ。
さすが無印同士だからか、このスニーカーとは相性がよかったです。
④コンバースハイカット:○
入りました。
ちょっと分かりにくいですが、向かって右側の靴だけシューキーパーが入っています。
ただし、私はゴムタイプの靴紐を使っているので、ビヨーンとゴムが伸びてシューキーパーが入ったような感じです。
普通の靴紐の場合は、靴紐をゆるめる必要があるかもしれません。
ハイカットは湿気やにおいがこもりやすいので、シューキーパーを入れるのもいいかも。
⑤VANSオールドスクール:△
入りましたが、ゆるくて靴との間に隙間があります。
吸湿や消臭目的ならいいですが、シワ伸ばしや型崩れ防止の効果は期待できません。
レッドシダーシューキーパーのお手入れ方法
サンドペーパーの使い方
レッドシダーシューキーパーを買うと、パッケージにサンドペーパーが付いています。
これは、レッドシダーの香りが弱くなってきた際に、表面を削って香りを復活させるためのものです。
香りが弱くなった時のお手入れ
①サンドペーパーで表面を削る。
②乾いた布などで拭く。
これなら簡単にできそう。
サンドペーパーが付属しているのも、初心者にはありがたい!
使用上の注意事項
レッドシダーシューキーパーを使う上で注意すべきなのは以下の3点。
特に、買ったばかりの状態では木の粉が結構付いていました。
すぐに自分の靴に入れて試してみたくなりますが、入れるのはシューキーパーを布で拭いてからのほうがいいです。
買う前に知っておくべきこと
靴の形やサイズよって、シューキーパーとの相性の良しあしがあるということは、必ず知っておくべきです。
靴って、たとえ同じ23cmだとしても、幅や甲の高さなどは靴によってかなり差がありますよね。
なので、23cm対応のシューキーパーなら必ず入るというわけではないですし、入っても靴にフィットしない場合もあります。
ネット上のレビューで、「靴と合わなかった」と酷評している人も見かけましたが、それはシューキーパー自体が悪いのではなく、シューキーパーとその靴の相性が悪かったということです。
これは無印のシューキーパーに限った話ではなく、他のシューキーパーでも起こりうること。
ミスマッチを避けるためには、できるだけシューキーパーと靴の形の特徴を把握することが大事なのだと思います。
上述の「色々な靴に入れてみた」で、実際にシューキーパーをパンプスやスニーカーなどに入れて検証しています。こちらも参考にしてみてください。
でも正直、靴にぴったりなシューキーパーを見つけるのは初心者には難しい部分もあります。
「もし形が合わなかったら、他の靴に使おう」と、ある程度割り切った気持ちで買うのがいいかもしれません。
その点、無印のシューキーパーは手ごろな値段なので、もし合わなくても割り切りやすいかなという気がします。
まとめ:コスパ最強で、1つ目にちょうどいい
コスパ | |
使いやすさ | |
質のよさ |
ネット上で販売されている海外製の安いシューキーパーでも、木製であれば無印のと同じく2,000円程度の印象でした。
ということは、無印のシューキーパーはかなりお手頃な値段と言えます。
使用上も特に問題なく、サンドペーパーも付属しており、コスパのいい商品だと感じました。
もちろん、もっとこだわれば、他にいくらでも質のいいシューキーパーはあります。
でも、初めてシューキーパーを使ってみたいとか、とりあえず1つ欲しいという場合には、ちょうどいいシューキーパーなのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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