ソンバーユがいいって聞くけど、何がそんなにいいの…?
100%馬油のソンバーユは、赤ちゃんから大人まで安心して使えるオイル。
香りやテクスチャーにクセがなく、全身どこにでも使いやすいんです!
ソンバーユという名前を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか。
口コミサイトなどでも、高評価が付けられているのを見かけますよね。
今回は、ソンバーユの魅力ポイントと、とにかく使い道が多いソンバーユの活用方法をご紹介します。
お肌の乾燥に悩んでいる方は、もしかしたらこれが運命の出会いになるかも!?
1つで何役もこなすマルチオイルなので、スキンケアアイテムを減らせたり、時短になったりという、うれしい効果もあります!
使い心地 | |
保湿力 | |
コスパ |
ソンバーユとは
尊馬油(ソンバーユ)※流通用 | |
---|---|
製造元 | ソンバーユ株式会社 |
販売元 | 株式会社薬師堂 |
成分 | 馬油100% |
香料 | 無香料 |
容量 | 70ml |
テスト | ・ノンコメドジェニックテスト済み ・アレルギーテスト済み |
使える部位 | 顔・髪・頭皮・口中・鼻中・その他全身(赤ちゃんも可) |
価格目安 | 1,500円前後 |
ソンバーユは、食用馬の脂肪から作られた純度100%の馬油です。
ソンバーユを販売する株式会社薬師堂が、世界で初めて馬油の効能を研究し、実用化したのだそう。
今では馬油を使った商品は多くありますが、まさにソンバーユは馬油の元祖なのです。
今回、私が購入したものはドラッグストアで手に入るソンバーユ(流通用)ですが、インターネットや直営店などでは香り付きのタイプも販売されています。
また、液状のタイプや馬油石けんなどもあります。
ソンバーユの特徴
効能
ソンバーユのパッケージや、説明書に書いてある効能をまとめました。
- 皮膚や口唇を保護し、乾燥を防ぐ
- 肌に潤いを与え、キメを整える
- 日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ
- 乾燥による小ジワを目立たなくする
- 爪に潤いを与え、健やかに保つ
- 頭皮、毛髪に潤いを与え、フケ、カユミ、枝毛、帯電を防ぐ
使用感
白色の油なので固そうに見えますが、手に取るととても柔らかく、個体というより液体です。(温度によって固さが変わります)
手にのせると一瞬で溶けて、透明になっていきます。
肌に伸ばすと、すぐにサラッとなじんで使いやすいテクスチャー。
説明書に「5~6分で表面のベタつきがなくなる」と書かれているとおり、本当にすぐにベタつきがなくなります。
馬油というと、においがしそうなイメージもありますが、意外なほど無臭で使いやすいです。
ソンバーユの活用方法
ソンバーユの使い方を、説明書や公式サイトを元にまとめました。
顔のスキンケア
【基本の使い方】
洗顔→ソンバーユ (もしくは洗顔→化粧水→ソンバーユ)
顔が濡れている状態で、あずき大くらいのソンバーユを手に広げ、押さえるようにして顔に塗ります。
化粧水を使う場合は、顔の水分を拭いて化粧水を塗った後、同様にソンバーユを塗ればOKです。
不純物のない純度100%のソンバーユは油焼けしないので、朝でも問題なく使えます。
【より保湿力を高める応用ワザ】
・蒸しタオルで温め
・お風呂でソンバーユパック
基本のスキンケアでソンバーユを塗った後、蒸しタオルで5分ほど顔を温めると、よりお肌がプルプルに。
特に乾燥が気になる日は、お風呂でたっぷりソンバーユを使ってパックしましょう。
洗顔後、ソンバーユを多めに(サクランボ大)取って顔に塗ったら、約10分湯船に浸かりながら、浴室内の蒸気で顔を蒸らします。その後、汗や油分が気になる場合は軽く洗顔してください。
クレンジング・洗顔
【クレンジング】
①乾いた手にソンバーユを多めに(サクランボ大)取って、メイクになじませる
②コットンでやさしく拭き取り
③洗顔する
なんと、クレンジングにも使えちゃいます。ただし、ポイントメイクなど落ちにくいメイクは、あらかじめ専用のクレンジング剤で落としておきましょう。
【洗顔】
①ソンバーユを多めに(サクランボ大)取って、顔になじませる
②毛穴汚れが浮いてきたら、軽くティッシュで油分を押さえる
③水や化粧水を含ませたコットンで拭きとる(石けんで洗顔してもOK)
「馬油で洗顔すると、顔から砂利が出るように毛穴汚れが取れる」と、ネット上でも話題になりました。
乾燥肌で、洗顔料を使いたくない場合にも、馬油洗顔はぴったりです。
また、適度に油分が残るので、この後スキンケアはしなくても大丈夫とのこと。
時短にもなり、一石二鳥ですね。
髪の毛のお手入れ
【ドライヤーの前に】
ソンバーユをあずき大くらい手に取り、毛先を中心に髪全体になじませる
【お出かけの前に】
ソンバーユを髪に薄くなじませる
ソンバーユがヘアオイルとしても使えるということは、意外と知られていないかもしれません。一般的なヘアオイルと同じで、ドライヤーの前やお出かけの際に髪の毛になじませればOKです。
ヘアセット時にソンバーユを薄くなじませると、自然なツヤが出て、紫外線や乾燥から髪を守る効果もあります。
個人的には、気持ち多めにソンバーユを使い、適度なウェット感を出してスタイリングするのがお気に入りです。
【頭皮ケア】(入浴の約20分前に行う)
①ブラッシングした後、適量のソンバーユを指の腹でマッサージするように頭皮になじませる
②20分置いた後、洗髪する
※ドライヤー前に、頭皮にソンバーユをすり込むのも◎
【ヘアパック】
①適量のソンバーユを頭皮になじませ、乾燥しやすい毛先を中心に髪全体にも適量をなじませる
②ヘアキャップや蒸しタオルで約20分蒸らす
③洗髪する
体の保湿ケア
【手・爪】
ハンドクリームと同様に。手を洗って、濡れた状態でソンバーユを塗ると〇。
【かかと・ひじ・ひざ】
お風呂上りにソンバーユを塗る。乾燥がひどい時は、多めにソンバーユを塗ってラップでパックしても。
ボディの保湿にも、もちろんソンバーユは大活躍。
ハンドクリームやボディクリームと同じ感覚で使うことができます。
少量であれば口に入っても大丈夫なため、ソンバーユを塗った手で料理できますし、ペットや赤ちゃんのいる家庭でも安心です。
マッサージ時に、滑りをよくする目的で使用しても◎。公式HPには、耳のマッサージの仕方も載っています。
【リップ】
リップクリームとして。ラップでパックするのもよい。
【おへそ】
おへその汚れ取りに。おへそにソンバーユを塗って少し時間を置き、ソンバーユを付けた綿棒でやさしく汚れを取り除く。
鼻の粘膜の保護
花粉症や鼻炎などで、鼻の中が敏感になっている時にもソンバーユ! 粘膜にも塗っていいんです。
【鼻の中】
綿棒に少量のソンバーユを付けて、鼻の中に塗る。無理に奥まで塗ろうとしなくても、馬油が溶ければ自然に奥まで広がっていくので大丈夫だそう。
私は頻繁に鼻をかむので、鼻周りがカサカサになりがち…。鼻の周りにはソンバーユを使っていますが、まさか鼻の中まで使えるとは驚きでした。
赤ちゃん&お母さんにも
・赤ちゃんのスキンケア
・妊娠線の予防
・授乳中の肌荒れ(ソンバーユを塗った直後も授乳可)
赤ちゃんの口に入っても大丈夫なので、安心して使えます。
赤ちゃんから大人までみんなで使えるので、1つ家にあると活躍しそうです。
使って分かったソンバーユの魅力ポイント
使い道の多さ
上でソンバーユの活用方法を書きましたが、体のあらゆる場所に使えるので、1つあるととにかく便利です。
顔・髪・体と全身に使えるだけでなく、口に入っても大丈夫なので、粘膜や赤ちゃんの敏感な肌にも使えます。
私はソンバーユを買ってから、ヘアオイルを別で買うのはやめました。
おかげで、洗面台は物が少なくなってスッキリしたし、ヘアオイル代の節約にもなりました。
旅行に行く時も、これ1つあれば洗顔からスキンケアまで使えるし、髪・リップ・ボディの保湿までまかなえて、荷物を大幅に減らせます。
また、全身に使えるマルチオイルは他にもいろいろありますが、粘膜にも使えて、口に入っても大丈夫というのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
買う前は、1,000円以下でもニベアやワセリンなどの便利な保湿剤があるので、ソンバーユがとりわけ安いとは思っていませんでした。
しかし、使える範囲がより広いソンバーユは、かなりお得だと感じます。
高い保湿力
もちろん、オイルなので、保湿力はバツグンです。
私は、顔のスキンケアは、化粧水+ソンバーユだけのシンプルなケアにしています。
今までは保湿効果のある美容液も使っていましたが、ソンバーユを使うようになってから、不要になりました。
乾燥が気になる秋冬でも、頼りになる保湿力です。
使い心地のよさ
いくら保湿力が高くても、ベタつくものは、なかなか使いづらいですよね。
ソンバーユは柔らかいのでサラーッと伸ばせて、数分で肌になじんでいきます。
なので、日中に乾燥が気になる時、いつでもササッと塗れて本当に便利。
朝のメイク前にも使えます。(余分な油分が表面に残っている場合は、ティッシュで軽く押さえればOK)
買う前に知っておくべきポイント
買う前に知っておいてほしいポイントは、2つ。
容器について
まず1つ目は、容器について。
ソンバーユの容器はガラス製なので、プラスチック製に比べて重く、処分する時に少し手間がかかります。
多くの自治体では、きれいに洗ってリサイクルゴミとして出すことになるかと思います。
しかし、ガラスにもメリットがあります。
説明書には、馬油にザラザラとした結晶ができた際に、湯煎して一度完全に溶かしてから冷蔵庫で急冷すると滑らかになるとの記載が。
ガラス製なのは、そのまま湯煎できるようにするためなのかもしれません。
あと、薬局で手に入るタイプのソンバーユは縦長のボトルなので、最後のほうは少し使いにくくなりそうな予感がします。
おそらく、馬油は空気に触れると酸化して劣化しやすいため、細長い容器にして、空気に触れる面積を減らしているのではないかと思います。
もし、どうしても縦長ボトルが使いにくいという人は、ネットや直営店で買える低重心のボトルのタイプを選ぶのがいいかもしれませんね。中身は全く同じだそうです。
少し使いにくい容器も、品質を保つための工夫だと思えば納得です。
保存の仕方について
2つ目は、ソンバーユの保存の仕方についてです。
ソンバーユのパッケージに、「開封後冷蔵庫保管」の文字が…。
私は普通に洗面所に常温で置いていたので、これに気付いた時は焦りました。
慌てて調べたところ、公式HPのQ&Aでこんな記載を見つけました。
一年を通して洗面台や鏡台の上に置いていただいて大丈夫です。
https://www.yakushido.com/qanda
一体どっちなんだ…。
結局、色々調べてみて分かったのは、以下の2点です。
ソンバーユの保管方法について
・保管場所として、ベストなのは冷蔵庫。
・常温で保存しても、品質には問題ない。ただし、油のにおいが出てくることがある。(においがしても、品質に問題はない)
常温で置いておいても別に問題はないけど、「においがする」というクレームを防ぐために冷蔵庫での保管を推奨しているのではないか、というのが私の予想。
というわけで、保管場所については、よっぽど暑い場所とか直射日光が当たる場所でない限り、そこまで神経質にならなくてもいいかなと思います。
まとめ:全身の保湿に使えてコスパ◎
使い心地 | |
保湿力 | |
コスパ |
何通りも使い道のある、マルチアイテムは大好きです。
今まではニベアを愛用していましたが、ソンバーユに浮気してみたところ、今後もソンバーユ一筋になってしまいそうな予感がしています。
とにかく使い道が多いので、価格面でもかなりコスパよし。
手のひらサイズの容器ですが、1回に使用する量がかなり少ないので、意外と長持ちしそうです。
香り付きタイプも気になるところ…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント