秋冬になると、どんなファンデを使っても顔が乾燥しちゃう…。
そんな乾燥肌には「乾燥さん」シリーズが強い味方! 1日中お肌を乾燥から守ってくれます。
空気が乾燥する秋冬は、お肌の乾燥も気になりますよね。
私も乾燥肌気味なので、秋冬はどんなに保湿力のあるベースアイテムを使っても、時間が経つと肌が乾燥して、パキッと引きつるのが悩みでした。
そんな時に「乾燥さん」の下地を使ってみたところ、1日中顔がパキッとせず、乾燥から守られていて感動!
最近、乾燥さんが人気になっているのは知っていましたが、これは人気なのも納得です。
というわけで今回は、乾燥さんシリーズの中でもベーシックなアイテムの、「保湿力スキンケア下地」と「保湿力スキンケアバーム」について、詳しくレビューしていきます。
気になる保湿力や使用感を見ていきましょう。
今回の星評価
保湿力 | |
使用感 | |
コスパ |
「乾燥さん」とは?
「乾燥さん」は、BCLという化粧品メーカーの乾燥肌向けシリーズです。
BCLの商品としては、サボリーノが有名ですね。
かゆい所に手が届くような便利アイテムや、実力派のスキンケア商品を多く出しているメーカーです。
乾燥さんは、2021年11月に保湿力スキンケア下地が発売されてから、その保湿力の高さがジワジワと人気になり、商品数もどんどん増えています。
美容系YouTuberさんに取り上げられるなど、口コミでますます人気が広がっている大注目のスキンケア&ベースメイクシリーズです。
保湿力スキンケア下地
今回は、シリーズ中で最も基本のアイテムの、「保湿力スキンケア下地」と「保湿力スキンケアバーム」の2つをレビューしていきます。
まずは保湿力スキンケア下地から、見ていきましょう。
乾燥さん 保湿力スキンケア下地 | |
---|---|
内容量 | 30g |
価格 | 1,430円(税込) |
SPF・PA | SPF37、PA+++ |
特徴 | ・保湿成分配合(ワセリン、ナイアシンアミド、アミノ酸、セラミド) ・1つで化粧水、美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、化粧下地の6役 ・石けんオフOK ・石油系界面活性剤不使用 ・パラベン・タール色素・アルコール・合成香料・シリコーンフリー |
こちらが、乾燥さんシリーズの中で最初に発売されたアイテム。
まさに乾燥肌向けの保湿力の高い化粧下地で、スキンケア効果があったり、肌に優しい設計になっているのが特徴です。
テクスチャー・使用感
スリムなチューブ容器に入っています。
誰が使っていても違和感のない、いたってシンプルなパッケージです。
手に出してみると、乳白色のなめらかなクリーム状。
においはありません。
とろみがあるけど伸びがよく、本当にスキンケアアイテムのようにスルスルと塗れます。
手に出した状態では白いですが、伸ばすと透明になるので、カバー力や補正力は全くありません。
ベタつきや重たい感じはなく、使いやすいテクスチャーです。
そして、洗顔後にこれ1つでOKとのこと。
私は化粧水は使用しますが、乳液は使わず、いきなりこの下地を塗っています。
最初は乳液無しで大丈夫か不安でしたが、本当に1日乾燥しません!
朝の時短にも、とても便利な仕様です。
色や香りのない、保湿に特化したシンプルな化粧下地です。
乾燥さん下地商品の種類と違い
乾燥さんには下地アイテムがいくつかあるので、違いを簡単にまとめました。
保湿力スキンケア下地 | 保湿力スキンケア下地 カバータイプ | 保湿力スキンケア下地 シカグリーン | 水分力スキンケア下地 | |
---|---|---|---|---|
UV効果 | SPF37 PA+++ | SPF40 PA+++ | SPF45 PA+++ | SPF42 PA+++ |
クリームの色 | 白(透明) | ベージュ | グリーン | 白(透明) |
カバー力 | なし | 毛穴、色ムラ、くすみをカバー | 肌トラブルや赤みを自然な肌色に整える | なし |
機能 | ・CICA成分(ツボクサエキス)配合 ・花粉、ほこり、PM2.5、ブルーライトから肌を守る | ・皮脂&毛穴対策としてビタミンC誘導体とグリシルグリシンを配合 ・花粉、ほこり、PM2.5から肌を守る | ||
おすすめの使用シーン | ・とにかく保湿力を求めている | ・ファンデなしで仕上げたい | ・肌荒れが気になる ・肌の赤みをカバーしたい | ・夏など汗ばむ季節の乾燥対策に ・混合肌で毛穴や油脂も気になる |
容量と価格は全て同じですし、どれも1つで6役(スキンケア+下地)という特徴や、石けんオフOKなのは共通です。
ノーマルな保湿力スキンケア下地を基準として比較すると、カバータイプはベージュ色が付いていてほんのりカバー力がプラスされているものの、特徴や機能はほぼ同じです。
シカグリーンは、肌荒れに効果があるツボクサエキス配合で、赤みをカバーしやすいグリーンなのが特徴。
以上の3つは「保湿力スキンケア下地」なので、乾燥肌に向いている高保湿ですが、水分力スキンケア下地だけは少し異なります。
水分力スキンケア下地は、汗ばむ季節の隠れ乾燥用の下地なので、みずみずしい使用感で皮脂や毛穴もケアできる処方です。
自分の肌に合わせて選べるのがうれしいですね。季節によって使い分けるのも◎。
買ってよかったポイント
魅力ポイント①うるおいが続く
最も感動したのは、やはり保湿力の高さ!
夕方になっても、顔がパキッとするような乾燥を感じず、ずっと肌が守られているような感覚です。
これまでは、保湿力を売りにした下地を使っても、秋冬はどうしても乾燥していました。
だから、肌がパキッとならない下地は乾燥さんが初めてで、とても感激!
私は乾燥気味の混合肌なので、春夏は普通の下地でも大丈夫ですが、秋冬には乾燥さんの下地が手放せなくなりそうです。
これまでどんな下地を使っても乾燥が気になっていた方は、一度試す価値ありだと思います。
魅力ポイント②どんなファンデとも合いやすい
保湿力スキンケア下地は、透明でカバー力がないので、どんなファンデーションとも合いやすいです。
カバー力がないというのは、人によってはメリットにもデメリットにもなると思いますが、ファンデの邪魔をしないという意味では大きなメリットです。
ファンデ自体にカバー力のあるものを使っている場合は、下地もカバー力が高いと厚ぼったい仕上がりになってしまうので、そういう時は透明な下地が便利。
私は、秋冬は保湿力の高いこってりしたクリームファンデを使うことが多いですが、乾燥さんの下地ならファンデとケンカしないので、とても使いやすいです。
また、高保湿な下地だとベタついたり重かったりしそうなイメージですが、乾燥さんは意外にも軽やかなので、テクスチャー的にもファンデの邪魔をしません。
保湿力スキンケアバーム
続いて、乾燥さんの保湿力スキンケアバームのほうをご紹介していきます。
乾燥さん 保湿力スキンケアバーム | |
---|---|
内容量 | 17g |
価格 | 1,650円(税込) |
SPF・PA | SPF30、PA+++ |
特徴 | ・保湿成分配合(ワセリン、ナイアシンアミド、アミノ酸、セラミド) ・石けんオフOK ・石油系界面活性剤不使用 ・パラベン・タール色素・アルコール・合成香料フリー |
保湿バームなのにUV効果があるという、今までにありそうでなかったアイテムです。
これ単体で化粧下地として使えるアイテムですが、保湿力スキンケア下地を塗った後に重ね塗りすると、よりうるおいが感じられるとのこと。
メイク前の仕込みとして使ったり、メイクの仕上げやメイク直しに使ったりと、幅広く使えます。
テクスチャー・使用感
薄いコンパクトな容器に、白いバームが入っています。
においは、よく嗅ぐと昔の日焼け止めのようなにおいがほのかにしますが、気にはなりません。
バーム自体は透け感がない白色ですが、指に取ると白っぽい透明に見えます。
バームは指でグッと押してもほぼ凹まないので、表面を体温で溶かして使います。
少量ずつしか取れず、いつになったら使い終わるのかと思うほどですが、少量でしっかり保湿力があるのでコスパは相当いいです。
化粧下地として使えますが、全顔に塗るには何度もバームを取る必要があるので、かなり時間や手間はかかってしまいます…。
普段は他の下地と併用するのが現実的かなと思いますが、旅行時など荷物を減らしたい時には便利そう。
使用感としては、保湿力はもちろんバッチリ。
肌に塗るとツヤツヤになるので、見た目的にも潤った肌に見えます。
濡れツヤ系ハイライトのパールがないバージョンみたいな感じなので、メイクの上からポンポンと置くように塗って、ハイライト代わりとしても◎。
保湿バームなのに、メイク前後に塗ってもメイクが崩れにくいのが不思議です。
コンパクトで持ち歩きやすいうえにUV効果もあるので、外出先でのメイク直し用として使うのにもピッタリ。
買ってよかったポイント
魅力ポイント①ピンポイントで塗れる
バームタイプなので量が調節しやすく、保湿したい場所にピンポイントで塗りやすいです。
特に、乾燥しやすい目や口の周りなどの保湿に便利。
メイク前にあらかじめ仕込んでおいてもいいし、最後の仕上げにポンポンと重ねて塗ってもOK。
私は、鼻をよくかむ人間で鼻周りがカサカサしやすいので、鼻周りや口周りはメイク前にこのバームを塗って化粧ノリをよくし、ツヤを出したい目の下あたりはメイクの最後にハイライトのように使っています。
日中に保湿力をプラスしたい時も、乾燥するゾーンにだけサッと塗れるのがうれしいです。
これまでは、日中の保湿といえば化粧水ミスト一択でした。
化粧水ミストは周りに結構広がってしまいますが、バームならピンポイントに塗れるので、いつでもどこでも使えます。
化粧水ミストも水分を補給できるという利点はありますが、化粧水ミストの後にバームを重ねれば乾燥対策は万全です。
UV効果があるので、日焼けしやすいゾーンの塗り直しにも!
魅力ポイント②コスパがいい
バームの表面を少しずつ体温で溶かして使うタイプなので、何度も使っても全然減らず、コスパがかなりいいです。
少量ずつしか取れないのが不便そうに思われるかもしれませんが、少量で十分保湿力があるので全く不便ではありません。
むしろ、量を調節する手間が要らないし、塗りすぎてしまうこともないので、誰でも使いやすいと思います。
また、下地、日焼け止め、保湿バーム、ハイライトなど、これ1つで様々な使い方ができるという意味でも、コスパのいいアイテムです。
まとめ:乾燥肌の救世主!秋冬には手放せないアイテム
今回の星評価
保湿力 | |
使用感 | |
コスパ |
これまでは、保湿力を売りにしたベースアイテムを使っても、どうしても時間が経つと顔がパキッと引きつるような乾燥を感じていました。
ところが、乾燥さんは1日中潤いが持続して、夕方になってもパキッと感がなくて感動!
保湿力スキンケア下地だけでも十分に乾燥から守ってくれますが、バームも重ねて使うと、さらに保湿力を強化できて心強さが増します。
保湿系アイテムなのに、ベタついたりメイクが崩れたりせず、使用感がいいところもすごく気に入りました。
これから、乾燥がひどい秋冬には手放せなくなりそう!
今回購入した2つ以外にも、カバー力があるタイプや春夏用のタイプもぜひ使ってみたいです。
薬局やバラエティショップなどでの取り扱いが増えていますが、私が探しまわった範囲ではバームを置いている店舗が見つからず、結局バームのみ楽天で購入しました。
近くで売っていない場合は、ネットでの購入がおすすめです。
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