折り畳み傘を家に置いてきた日に限って、雨が降ってきちゃった…。
超軽量折り畳み傘なら、ずっとかばんに常備可能!
突然の雨でも焦りません!
今回は、モンベルの超軽量折り畳み傘「U.L.トレッキングアンブレラ」のレビューです。
折り畳み傘としては高めのお値段ですが、憂鬱になりがちな雨の日を少しでも快適に過ごせるよう、レイングッズに投資してみました。
重さはわずか128gと、スマホやお財布よりも軽いので、かばんに入れっぱなしでも気にならない軽さ!
一般的な折り畳み傘との比較や、モンベルの類似商品との比較をして、U.L.トレッキングアンブレラの魅力を探っていきます。
使いやすさ | |
機能性 | |
コスパ |
mont-bellとは?
mont-bellは、大阪発祥のアウトドア用品ブランド。
日本のトップクライマーである辰野勇さんが、1975年に創業しました。
登山やアウトドアシーンで本当に必要なものを追求して、作り続けています。
高機能・高品質でありながら、リーズナブルな価格が魅力のブランドです。
U.L.トレッキングアンブレラの特徴
基本情報
U.L.トレッキングアンブレラは、10デニールの極薄生地でできた超軽量折り畳み傘です。
重さは、なんと128g!
スマートフォンよりも軽く、常にかばんに入れておけるほどの重さです。
超軽量を実現できているのは、バリスティックエアライトというモンベル独自のシェル素材を使っているから。
十分な強度がありながら軽く薄いのが特徴で、モンベル製品のダウンやシェルパーカーなどにも使われている素材です。
さらにU.L.トレッキングアンブレラは、軽く丈夫なカーボン製の骨8本で支える構造になっています。
軽量性と強度が両立しているので、トレッキングにも日常にも使いやすい折り畳み傘です。
ディテールと使用イメージ
ディテールと使用イメージを、画像で見ていきましょう。
ディテール
モンベルのロゴが入った、シンプルなデザイン。
画像はダークグレーのものです。
画像のとおり、光が透けて見えるほど薄い生地です。
傘本体はこんな感じ。
留め具はマジックテープで留めるタイプです。
先端の石突きに、ループが付いています。
収納袋付き。
収納袋自体にループなどはありませんが、石突きのループを利用して、かばんに引っかけることも可能です。
開き方
関節の折れ方は3段ですが、手でポキポキと骨を折って開閉する様式になっています。
留め具を外し、中棒を伸ばしたら、骨を1本ずつ手で折って伸ばします。
ここで関節を伸ばしておかないと、開く時に無理な力がかかって壊れる原因になるので注意です。
そのままロクロを押し上げます。
開きました。
たたみ方
ロクロを緩めたら、骨を1本ずつ外側に手で折っていきます。
ロクロを持ったまま、生地の折り目を整えます。
留め具でまとめて、中棒を縮めれば完了です。
サイズ感
身長156cmの私が持つと、こんなサイズ感です。
一般的な折り畳み傘よりひとまわりコンパクトな気がしますが、体が傘からはみ出ることはなく、雨は十分にしのげそうです。
女性にはちょうどいいものの、男性が日常的に使うのには小さく感じるかもしれません。
大きさについては、下の「注意点②サイズが小さめ」の項目でも詳しく記述しています。
モンベルの他の傘との比較
モンベルの類似商品とスペックを比較してみます。
トレッキングアンブレラ | U.L.トレッキングアンブレラ | トラベルアンブレラ | |
---|---|---|---|
重量 | 150g | 128g | 86g |
傘骨の本数 | 8本 | 8本 | 6本 |
傘骨の長さ | 55cm | 50cm | 50cm |
使用時の直径 | 98cm | 88cm | 88cm |
収納時の長さ | 27cm | 26cm | 26cm |
素材 | ポリエステル リップストップ (20デニール) | ナイロン100% (10デニール) | ナイロン100% (7デニール) |
カラー展開 | ネイビー、アイボリー、 ダークグレー、ピンク、 ブルーグリーン、ライトブルー | ネイビー、ピンク、 ダークグレー、ブラウン、 ブルーグリーン、ターコイズ | ブルーグリーン、 オレンジ、ホワイト |
モンベルの折り畳み傘を選ぶ際に迷いそうな商品3種類を、表にしました。
表左のトレッキングアンブレラが標準的な折り畳み傘(十分軽いですが!)で、表の右に行くほど軽量化した折り畳み傘になります。
今回レビューしているのは、表中央のU.L.トレッキングアンブレラです。丈夫さと軽さを両立したバランス型と言えそうです。
一般的な折り畳み傘と比較
どのくらい軽いのか、一般的な折り畳み傘と比較してみます。
ロフトで買った、ごく一般的な折り畳み傘と重さを比べてみます
重さを計量してみると、なんと約半分の重さという結果に!
普通の傘のほうも、決して重いわけではなくコンパクトなほうなのですが、モンベルはさらにその上を行く軽さでした。
収納時は同じくらいの大きさなので、モンベルは素材にこだわって軽量化していることがよく分かります。
価格的にはモンベルのほうが倍くらい高いのですが、軽さや見た目に質のよさが表れており、値段にも納得がいく結果となりました。
買ってよかったと思うポイント2つ
魅力①かばんに常備できる軽さ
やはり、一番の魅力は軽さ!
常にかばんの中に入れていても、気にならないほど軽いです。
この折り畳み傘を常備しておけば、突然の雨にも焦ることはありません。
旅行やアウトドアシーンなど、荷物が多くなりがちな時にも気軽に携帯できます。
私はとにかく荷物を軽くしたい派なのですが、この傘は常にかばんの中に入れています。
魅力②日常使いにも頼もしい丈夫さ
モンベルの傘は、軽いだけでなく、丈夫さも兼ね備えているのがすごいところ。
雨の日は、天候が荒れて風が強い場合も多いので、丈夫さはかなり重要ですよね。
U.L.トレッキングアンブレラは、カーボン製の傘骨8本で支える構造になっており、少々の風ではぐらつかない頼もしさがあります。
もちろん、丈夫さという点では、強度に特化した長傘などのほうが強いとは思います。
しかし、折り畳み傘で、しかも128gという軽さであることを考えると、かなり丈夫です。
お値段も折り畳み傘としては高めですが、アウトドア用品を作り続けているモンベルの技術力が生かされた折り畳み傘だと感じます。
買う前に知っておくべきこと2つ
買ってから後悔しないために、知っておきたいポイントが2つあります。
注意点①開閉には慣れが必要
モンベルの折り畳み傘は基本的に、ポキポキと手で傘骨を折るタイプです。
慣れていないと、初めは開いたり畳んだりするのに手間取るかもしれません。
また、頻繁に開閉する場合は、毎回たたむのが面倒になる可能性も…。
しかし、このポキポキ式の折り畳み傘にはメリットもあります。
まず、開いた時の傘のシルエットが緩やかなカーブ状になるので、見た目が美しいです。
また、構造がシンプルなため、壊れにくいという利点もあるそうです。
注意点②サイズが小さめ
傘を開いた時の大きさについてですが、上の「サイズ感」の項目にある通り、直径88cmとコンパクトなサイズ感です。
女性の私で、ギリギリ全身を雨から守れるくらいの大きさなので、「今日は1日中雨だ!」という日はこの折り畳み傘ではなく、長傘で出かけます。
また、男性や、リュックなどの荷物をしっかり守りたい方には、大きさが物足りない可能性が高いです。
ある程度の大きさを求める方で、日常的に使いたい場合は、モンベルのトレッキングアンブレラ(直径98cm)や、さらにそのLサイズ版(直径104cm)のほうがおすすめです。
もちろん、かばんに常備しておいて、突然雨が降ってきた際の緊急用として使うのもアリです。
まとめ:軽さと丈夫さが両立!突然の雨にも焦らない。
使いやすさ | |
機能性 | |
コスパ |
驚きの軽さでありながら、アウトドアでも日常でも使える十分な強度を持っているのが魅力の、U.L.トラッキングアンブレラ。
折り畳み傘としてはお高めですが、生地も傘骨もこだわった素材で作られているため、納得できるお値段でした。
私は実店舗で購入しましたが、オンラインで購入する場合、Amazonや楽天などのショッピングサイトは割高になる印象です。
しかし、モンベルの公式オンラインショップだと、送料が日本全国一律で550円かかります。
送料を考慮し、さらにポイントやセールを活用できたら、公式サイトより各種ネットショップのほうが安く手に入る可能性もあります。
どこで買うのが一番お得なのか、各サイトを比較してみるのがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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