パックTシャツって安いけど、すぐヨレちゃいそう…。
たくさん洗ってもヘタらない、丈夫なパックTシャツがあります!
今回は、丈夫でヨレにくいパックTシャツ、ヘインズの「BEEFY-T」のレビューです。
「パックTシャツは安いけど、消耗も早そう」という、私のイメージを打破してくれた1枚。
ひと夏着られればいいという気持ちで買ったのに、丈夫すぎて全くヨレず、余裕で2年目に突入しました。
ハリがあって透け感の少ない生地なので、1枚で着ても様になりますし、毛玉ができにくいのも素晴らしい!
パックTシャツ「で」いい、ではなく、むしろパックTシャツ「が」いい。
そう思わせてくれたBEEFY-Tについて、今回は詳しくレビューしていきたいと思います。
耐久性 | |
着心地 | |
コスパ |
Hanes(ヘインズ)とは?
Hanes(ヘインズ)は、アメリアノースカロライナ州を拠点とするヘインズブランズインクという会社のブランド。
アンダーウェアやカジュアルウェアを中心に販売しています。
中でも、パックTシャツは代表的なアイテムで、生地の厚さや手触り、シルエットなどが異なる数種類のパックTシャツがそろっています。
BEEFY-Tをはじめ、日本人の体型に合うシルエットの「ジャパンフィット」や、究極の白T「SHIRO」など、シリーズは様々です。
ヘインズ公式オンラインストアはこちら。
BEEFY-Tについて
BEEFY-T(ビーフィーT)は、ヘインズのパックTシャツの中でも、型崩れしにくい耐久性が売りのシリーズ。
1975年に誕生した、ヘインズを代表する人気商品の一つです。
透け感が少ない肉厚な生地で、洗濯してもヨレにくい丈夫さが魅力の1枚です。
Hanes BEEFY-T | |
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素材 | 綿100% |
サイズ展開 | XS~3XL |
カラー展開 | シーズンにより異なる |
製造国 | 中国・カンボジア |
同シリーズの他商品 | ・ポケット付きタイプ ・ロングスリーブタイプ ・ポケット付きロングスリーブタイプ |
ディテールとサイズ感
シルエットやサイズ感を、着用画像で詳しく見ていきましょう。
ディテール
こちらが正面からみたところ。
いたってベーシックな形のTシャツです。
首周りも、きつすぎず広すぎず、ちょうどよい感じ。
肉厚な生地なので、インナーの透けも気になりません。
続いて後ろ姿です。
胴の部分は、くびれのないボックスシルエット。横幅は、やや細身な気がします。
胴体は「丸胴編み」で、筒状に編まれています。
脇に縫い目がなく、肌の上に直接着ても快適です。
生地の手触りもなめらかなので、着心地にこだわる人にぴったり。
サイズ感
サイズ選びの参考用に、私が着た時のサイズ感をご紹介します。
ちなみに、ビーフィーTは丈夫な生地ゆえに伸縮性が少ないです。伸縮性については、下記の「要確認ポイント①サイズについて」もご覧ください。
試着画像をお見せする前に、前提として私の体型を簡単にご説明しておきます。
身長は女性の平均くらいですが、骨ばっていて肩幅が広く、腕が長めです。
こちらが、ビーフィーTのSサイズを着用しているところ。
肩幅は少しだけ余裕がありますが、胴がやや細身な作りなので、ちょうどよくフィットして見えます。
そして後姿です。
丈は、お尻が隠れるくらいまであります。
肩幅的には、ひとつ小さいサイズのXSでもいけるかもしれません。
しかし、生地に伸縮性が少ないため、胴がこれ以上細いと着脱しにくくなりそうなので、私の場合はSサイズがジャストだと思います。
ちなみに、私の夫(身長173cm・中肉中背)にXLを買ったところ、体に対して少しゆったりめなサイズ感でした。
ビックシルエットというほどではないですが、サイズに少し余裕があるので、家でくつろぐ時にちょうどよいと言っていました。
BEEFY-Tの魅力ポイント3つ
魅力①生地の丈夫さ
ビーフィーTの特徴でもある肉厚な生地がとても丈夫で、パックTシャツとは思えないほどしっかりしています。
去年の夏に買い、ワンシーズン着られればいいかという気持ちでしたが、全くヘタらなかったので今年の夏もまだまだ現役!
洗濯しても、首周りがヨレヨレにならないので、清潔感のある状態をキープできています。
↓こちらの画像は、ひと夏を終えた襟元の状態。
私はリュックをよく背負うので、よく見ると腰のあたりは少し毛羽立ちがありますが、まだ毛玉はできていません。
魅力②着心地への配慮
縫い目やタグが気にならない工夫がされており、着心地のよさに配慮が感じられます。
胴体は脇に縫い目がないので素肌に直接着ても違和感がなく、インナーとしても着られます。
また、元々はタグが付いていたのですが、リニューアル後に熱転写形式になり、タグがなくなっています。(※旧タイプについては、下記の「要確認ポイント②タグについて」をご覧ください。)
タグはかゆいとずっと気になってしまうので、生地に直接プリントする形式は、とてもありがたいですよね。
さらに首周りは、縫い目が直接肌に当たらないようバイアステープでくるんであり、細部までこだわりが素晴らしい!
安いのに妥協のない作りになっており、お値段以上の価値を感じられました。
魅力③色・サイズが豊富
カラーやサイズが豊富なので、どんな人でも好みの1枚を見つけられるはず。
サイズは、XS~3XLまでと幅広く、性別に関係なく自分に合うサイズを選ぶことができます。
特に、大きいサイズは3XLまであるため、男性でもビックシルエットで着ることもできそうです。
カラー展開も、ベーシックなカラーを始めとして様々なカラーがそろっています。
安いので、色違いやサイズ違いでまとめ買いするのもいいですね。
買う前に確認するべきポイント2つ
要確認ポイント①サイズについて
上の「サイズ感」の項目でも書きましたが、ビーフィーTは目の詰まった丈夫な生地のため、伸縮性がかなり少ないです。ほぼ伸びないと言ったほうがいいかもしれません。
シルエット的にも胴がやや細身なので、体にフィットしすぎるサイズだと着脱しにくい可能性があります。
そのため、2つのサイズで迷った際は、大きいほうを選ぶと失敗が少ないかと思います。
要確認ポイント②タグについて
ビーフィーTは、元々は首元にタグが付いていましたが、リニューアルされてタグがなくなりました。
↓私が買ったものは旧タイプで、タグが付いています。
↓こちらがリニューアル後の、タグ無しタイプ。
旧タイプのタグは、結構立派なタグなので、私はたまにかゆみを感じる時があります。
現在は新タイプが主流になっているとは思いますが、ネットショップなどでは在庫に旧タイプが混ざっている可能性があります。
新タイプが欲しい人は、購入時にタグのタイプをしっかりチェックましょう。
画像は新タイプでも、「色やサイズによっては旧タイプになる可能性がある」などと注意書きがある場合もあるので、画像を確認すると同時に、注意書きにも目を通しておくと安心です。
コーディネート例
ビーフィーTの活用例として、コーデを4つご紹介します。
まずは、白Tとデニムで、直球のシンプルコーデ。
しっかりと厚みのあるTシャツだからこそ、1枚でサラッと着られます。
たくさん汗をかく夏でも、気兼ねなく洗濯できるので、つい手が伸びてしまいます。
羽織りもののインナーとしても便利です。
上着で体温調節できるので、季節の変わり目にぴったり。
特に白色のTシャツは、どんな服にでも合いやすいので1枚あると重宝します。
ワンピースのインナーとして着ました。
袖を2回ほどロールアップして、フレンチスリーブみたいにするのもかわいいです。
最後は、パーカーのインナーとして。
パーカーとデニムのシンプルな組み合わせですが、Tシャツを下に重ねるだけで、こなれた雰囲気が出ます。
また、私は首周りが広く開いた服が似合わないのですが、Tシャツがほどよく首周りをカバーする役割にもなってくれます。
ちなみに、上で着ているパーカーはこちら。
ベーシックなTシャツだからこそ、1着あるとコーデの幅が広がります。
1枚で着てもよし、インナーとして着てもよし。
まとめ:安くて高品質!永久指名したいパックTシャツ
耐久性 | |
着心地 | |
コスパ |
パックTシャツというと、安さ優先で品質は二の次なイメージを持っていました。
また、どちらかというとインナー向けで、1枚で着るには薄すぎるのではないかというイメージもありました。
しかし、ヘインズのビーフィーTは、しっかりと生地に厚みがあって透け感が少なく、さらに着心地にまでこだわって作られています。
私にとって、パックTシャツのマイナスイメージを壊してくれた1枚でした。
そして、絶対にリピート買いしようとすでに心に決めています。
パックTシャツなので、シーズンにかかわらず欲しい時にいつでも買えるのも、うれしいところ。
各種ショッピングサイトでお安く手に入ります。サイズ違いや色違いで、複数買いするのもいいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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