【セントジェームス】永遠の定番!名品バスクシャツ・ウェッソンをレビュー。

ファッション
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お高めのトップスって、プチプラのものと何が違うんだろう?

ミサト
ミサト

一番の違いは、素材の質。質のいい一着を選ぶと、長く愛用できます。

今回は、バスクシャツの定番として有名な、セントジェームスのウェッソンをレビューしていきます。

こちらは個人的に、トップスに投資する意義がよく分かった1枚でした。

生地の質がよく、丈夫で、着るほどに表情が増していくのです。

また、昔から変わらないシルエットのよさも感じられ、多くの人に愛され続ける理由が分かりました。

仕事着から派生し、実用性に長けたウェッソン。今回は、魅力ポイントからサイズの選び方まで、まるっとレビューしました。

今回の星評価
品質5.0
着回しやすさ4.8
コスパ4.5

セントジェームスとは

セントジェームスは、フランス北部にある「SAINT JAMES」という市の名前がそのままブランド名になっています。

SAINT JAMES市のあるノルマンディー地方は、イギリスとの交易が盛んだった地域。

船乗りたちには、海上でもよく見えるボーダー柄で、暖かく丈夫な羊毛のマリンセーターが必需品となっていました。

その後、フランス海軍がコットンのボーダーTシャツを水兵の制服として採用したことが、現代では定番のコットンシャツのルーツになっているそう。

創業はなんと1889年! 130年以上の歴史を持つ老舗ブランドです。

ミサト
ミサト

セントジェームスのバスクシャツは、画家のピカソが愛用していたことでも有名ですね。

ウェッソンについて

OUESSANT(ウェッソン)は、セントジェームスの代表的なコットンシャツのモデル。

創設以来ボートネック、長袖のほぼ原型のモデルを保っており、改良を加える余地がないほど完成度の高い製品です。

セントジェームス公式サイトより

ノルマンディー地方の船乗りたちが仕事着として着ていた型のため、袖が濡れないよう少し短めで、動きやすい実用的なスタイルが特徴。

厳選された上質なコットン100%の丈夫なシャツは、着用と洗濯を繰り返すほど柔らかく肌になじみ、風合いが増していきます。

セントジェームスウェッソン(ネージュ)を着ている。

ネットで調べていると、見た目が同じで「ギルド」という名前の商品が出てきます。

こちらは、ウェッソンと同じ商品だそうです。

名前の違いは、輸入経路の違いによるもので、偽物ではありません。

基本情報

セントジェームス OUESSANT(ウェッソン)
素材綿100%
サイズ展開T0(レディースXS)
T1(レディースXS~S)
T3(レディースS~M)
T4(レディースM~L、メンズS)
T5(メンズM)
T6(メンズL)
T7(メンズXL)
生産国フランス
ミサト
ミサト

ウェッソンの中でも、ソリッド(無地)、ボーダー柄、肘パッチ付きなど、タイプは様々。色展開も、新色が追加されるので、バリエーションは様々です。

ディテール

ウェッソンのシルエットや細部を、画像で見ていきましょう。

今回私が購入したのは、ウェッソンのT3サイズで、NEIGEというオフホワイトのカラーです。

ウェッソンを着た姿を正面から見たところ。

まずは正面から。

ボートネックで、シンプルな形のカットソーです。

画像では下に黒いインナーを着ていますが、生地が厚いので、透け感はほぼありません。

ウェッソンを着た姿を横から見たところ。

左腕に黒色のタグが付いており、シンプルなシャツのアクセントになっています。

タグは、時代によって少しずつデザインが変わっているそうです。

ウェッソンの襟ぐりに付いている、ブランドタグの画像。

首周りを拡大してみます。

モンサンミッシェルのイラストが入った、セントジェームスのブランドタグが付いています。

襟ぐりは、首周りがスッキリと見えるボートネック。下着の肩紐は出ないくらいの絶妙な開き具合です。

ウェッソンの生地感と、裏地の素材の画像。

裾部分と裏地はこんな感じ。

しっかりと厚みのある丈夫な生地です。

生地作りから縫製までの全ての工程が、フランスの本社工場で管理して行われており、作りは確かです。

サイズ感

ミサト
ミサト

では、画像でサイズ感を見ていきましょう。

着用してサイズ感をチェック

新品のウェッソンを実際に着て確認していきます。

ウェッソンは洗濯することでサイズ感が少々変わるので、洗濯後のサイズ感は下の「洗濯による縮みについて」をご参考ください。

今回は、洗濯する前の新品のものを着ています。

試着する人の体型を説明した画像。身長156cm、体重43kg、肩幅40cm、腕の長さ69cm。

着用画像を見る前に、前提として私の体型をお伝えしておきます。

身長は平均くらいですが、肩幅が広く、腕が長めです。

ウェッソンを着た姿を正面から見たところ。

T3サイズを着てみました。

ウェッソンは、手首が少し出るくらいの袖の長さがジャストサイズなので、T3は私にはやや大きめのサイズ。

お店で試着した際も、ジャストサイズで着るならもう一つ小さいT1サイズがいいかもしれないと、店員さんに言われました。

しかし、個人的にトップスは少しゆとりがあるほうが好みなのと、洗濯による縮みを考慮した結果、T3を選びました。

私は肩幅が広いので、同じ身長でも肩幅が平均的な方はT1サイズがいいかもしれません。

ウェッソンを着た姿を横から見たところ。

丈は、長すぎず短すぎない絶妙な丈感。

お尻にかかるくらいの長さです。

洗濯による縮みについて

ウェッソンは綿100%のため、洗濯により縮みが生じます。

今回は身幅・袖丈・着丈の3か所を、新品と一度洗濯した後で長さを計測して比較しました。

サイズはT3のものです。

身幅・袖丈・着丈の場所を示した画像。
ウェッソンの身幅を、洗濯前後で比較した画像。洗濯前後ともに身幅は約50cmで、特に変化はない。

まずは身幅です。

身幅は、洗濯前も後も約50cmで、ほぼ変化がありませんでした。

横方向にはあまり縮まないようです。

ウェッソンの袖丈を、洗濯前後で比較した画像。洗濯前に比べ、洗濯後は約1.5cm短くなっている。

袖丈は、約1.5cm縮みました。

横方向に比べると、縦方向のほうが縮みが出やすいようですね。

ウェッソンの着丈を、洗濯前後で比較した画像。洗濯前に比べ、洗濯後は約2cm短くなっている。

着丈は約2cm縮み、今回測った箇所では最も縮みが生じました。

最後に、着た時の見た目の変化を見てみます。

ウェッソンを着た時の見た目を、洗濯前後で比較した画像。洗濯後のほうが少し縮んでいる。

生地がキュッと引き締まった感じがあり、特に袖の長さは変化が分かりやすい気がします。

サイズ選びの際は、1~2cmの縮みが発生することを考慮すべし!

ウェッソンの魅力ポイント3つ

魅力①しっかりした生地

ウェッソンの生地を拡大した画像。

生地がしっかりと厚く、触るだけで丈夫さを感じられます。

洗濯してもヘタらないし、むしろ洗濯と着用を繰り返すほど肌になじむ着心地になっていくのが魅力です。

汚れを気にせず着用して、ガシガシ洗濯できるので、普段着にも適しています。

何度か、着用してリュックを背負ってみましたが、毛玉ができる気配はないですし、毛羽立ちすら起きていません。

価格が1万円を超えるので、何の変哲もないカットソーとしてはお高めに感じるかもしれませんが、安いカットソーと比べると生地が圧倒的に優れていると思います。

魅力②絶妙な丈感

ウェッソンを着た姿を横から見たところ。

着丈が長すぎず短すぎず絶妙なので、様々なボトムスと相性がよいです。

パンツでもスカートでも合います。

ウエストをタックインすればスッキリ着られるし、タックアウトしてもだらしない感じになりません。

また、ジャストサイズを選んだ場合は袖の長さが少し短めで、邪魔になりにくくなっています。

袖をロールアップすれば、七分袖や八分袖っぽくも着られます。

魅力③流行り廃りのないデザイン

ウェッソンを着た姿を正面から見たところ。

シンプルで流行に左右されないデザインなので、長く愛用できます。

船乗りたちが仕事着として着ていた形がほぼそのままなのに、現代のファッションともマッチし、性別や年齢に関係なく似合う不思議な一着。

これだけ長い間、多くの人に愛されつづけているのは、どの時代でも受け入れられるデザインだという証です。

色々なコーディネートにも使いやすいので、持っていて損がない1枚だと思います。

コーディネート例

ミサト
ミサト

ウェッソンを使ったコーデを4パターン用意しました。

買ったらどんな風に着たいか、ぜひイメージしながらご覧ください。

トップス(ウェッソン)とチノパンを着て、トートバッグを持ち、スニーカーを履いている。

まずはシンプルに、ウェッソン1枚をチノパンと合わせました。

ちょうどいい丈の長さなので、タックアウトしてもいい感じです。

トップス(ウェッソン)とスキニーデニムを着ている。ウェッソンの下には、ハイネックをカットソーを重ねている。

同じくタックアウトした着方ですが、下にハイネックのカットソーを重ねて着ています。

首周りの印象も変わりますし、暖かいので秋冬でもOK。

トップス(ウェッソン)をデニムにタックインして着て、ショルダーバッグを斜めがけし、スニーカーを履いている。

次はタックインしたスタイル。

こちらもシンプルに、白トップス+デニムの直球コーデです。

丈が長すぎないので、タックインしてももたつかず、ウエスト周りがスッキリと仕上がります。

袖をロールアップすると、七分袖・八分袖っぽくできるので、季節の変わり目にも重宝しますよ。

トップス(ウェッソン)の上にジャンパースカートを着ている。トートバッグを持ち、ローファーを履いている。

最後は、ジャンパースカートのインナーとして着ました。

ほどよく体にフィットしするシルエットなので、インナーとして着るのにもぴったり。

1枚で着るのとは、また違った印象になりますね。

1枚で着てもよし、重ね着してもよし、インナーとして着てもよし。

絶妙なシルエットのおかげで、とても着回しが利きます。

また、サラッとした素材のため、季節を問わずに着やすく、1年中活躍すること間違いなしです。

色や柄によっても印象が異なるので、何枚も集めたくなってしまいます。

まとめ:使い勝手抜群の実用派カットソー

今回の星評価
品質5.0
着回しやすさ4.8
コスパ4.5

今回ウェッソンを買って感じたのは、使い勝手がよく日常的に着られる実用的なカットソーだということでした。

デザイン的にも動きやすいシルエットだし、生地が丈夫なのでガシガシ着て気楽に洗濯できる頼もしさがあります。

また、着回しが利くので様々なコーディネートに合わせやすく、年齢を重ねてもずっと愛用できるはず。

値段がややお高めですが、だからといって特別な日のおしゃれ着にするのではなく、普段からたくさん着て自分だけの1枚に育てたくなります。

最後に、購入場所についてですが、セントジェームスは一般的なネットショッピングサイトだとあまり出品がありません。

検索すると、あるにはあるのですが、よく見るとサイズや色がかなり限られていることがしばしば…。

Amazonや楽天などは安いですが、欲しい色とサイズがあればラッキーくらいに思っておいた方がよさそうです。

オンラインで購入するなら、セントジェームスの公式サイトか、セレクトショップのオンラインサイトがおすすめ。

正規品なので安心ですし、品揃えも◎。特にセレクトショップ系は商品写真も多めなので、見るだけでも参考になります。

ミサト
ミサト

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
ミサト

アラサー主婦。
買い物をする時は時間をかけてじっくりと検討したいタイプ。
生活がワンランクアップするような「ちょっといいもの」を、徹底的にレビューしています。

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